シオノギ 000 1100…2-6-0
伊予銀行 000 0201…3-4-0
シオノギ製薬:岩田みゆき、●重藤恵理佳-岡恵利華伊予銀行:内海花菜、○木村久美-二宮はな、池田千沙(本):樋口菜美、對馬弥子(伊)(三):(二):神藤美樹(シ)、前川綾菜(伊)【テーブルスコア】【戦評】 今回はちょっとタイトルで遊んでみた。とにかくそれくらい重藤が可哀想で仕方がない…(泣)。シオノギ移籍後の初戦でリリーフし、絶対に打たれそうにないすごい良いピッチングをしていたのに、特に6-7回の右飛を挟んでの3つの見逃し三振なんか完全に打者を手玉に取っていて圧巻だったのに、たった1球の失投を持って行かれてしまった。失投と言えば岩田もそう。4回までノーヒットピッチング。しかも12個のアウトのうち内野ゴロが一つであとは3奪三振8飛球と、完全に術中にはめていたのだが、またしても一振りに沈んでしまった(もちろんリーグ初打席でホームランなんていう離れ業の樋口を褒めるしかないが)。 しかし岩田、内海という両チームの先発投手も良かったが、エースがリリーフで出てきた6-7回の投げ合いなんか、優勝を争うチーム同士の試合を見ているような、それくらいレベルの高い緊張感ある素晴らしい投げ合いだった。 ただ重藤がサヨナラ弾を打たれたのが伊予銀行のトップバッター對馬弥子。この冬ウェートに励んでパワーが付き、実は2月のキャンプで伊予銀行が4連勝したHondaとの練習試合ではホームランを連発と、昨年打率1割台で長打ゼロの打者から大変身の予感がしていた選手。7回2死無走者のあの場面では、山﨑あずさや加藤文恵を迎えたくらいの気持ちで一発だけは警戒しないといけない打者だったのだが、そういう情報がシオノギはチームとして共有されていたのかな、というのが少し気になる。 しかし對馬と樋口がよく打ったとは言え、岩田と重藤の今日の投球内容を考えたら2本とも交通事故みたいなもんであることは間違いない。良いときに限ってこういうことがある岩田の場合は早めに替えなかったベンチも悪いが(まあ被安打1ではなかなか替えづらいけど)、どちらにせよあんな点の取られ方じゃ防ぎようがないので、これはもう尼崎に帰って起世でお好み焼き食べながら一杯飲んで寝て忘れるより仕方がない(笑)。 勝った伊予銀行は、やっぱり今年は違うというのを見せてくれた。こんな絶対打てそうにない試合でひっくり返せるなんて、確実に選手層が厚くなったのが要因。投手陣もしっかりしてきたから試合が計算できるし、6回からリリーフで木村を出してくる辺りなんかも見事。リリーフ投手がしっかり試合を締めて流れを持ってくる、なんてソフトボールではあまり見ないシーンだけど、ああいう木村の使い方もなかなか良いかもね。 しかしこれで次の両チームの対戦がまた一段と楽しみになってきた。今年は変則で前半最後の5節で再び当たってしまうのが残念だけど(どうせなら後半最後の方で見たかった)、しかしこの両チーム、とても最下位を争うようなチーム同士の戦いじゃないですよ、これは。 さて長くなりついでに書き忘れたのでもう一つ。 個人的に今日の試合の最大のポイントはチーム初ヒットとなった5回の前川綾菜の二塁打。あれなかったらそのまま岩田から重藤への継投に抑えられて終わっていたはず。この1部リーグでもっともちびっ子の守備の名選手、今年は打つ方でも大活躍の予感…。<>【先攻:シオノギ製薬~先発メンバーと交代選手】
1(3):三宅美咲
2(6):横野聖奈
3(9):金子沙耶→(打)古藤優実→(再)金子沙耶
4(8):數原顕子
5(D):上田恵
6(2):岡恵利華
7(5):長平雅
8(4):亀井愛梨→(打)唐橋亜由佳→(再)亀井愛梨
9(7):神藤美樹
FP(1):岩田みゆき→(1)重藤恵理佳【後攻:伊予銀行~先発メンバーと交代選手】
1(6):對馬弥子
2(2):二宮はな→(打/2)池田千沙
3(8):山﨑あずさ
4(D):矢野輝美
5(3):加藤文恵
6(9):片岡あい
7(7):前川綾菜
8(4):正木朝貴
9(5):金澤美優→(打)樋口菜美→(再)金澤美優
FP(1):内海花菜→(1)木村久美【試合経過】【1回表:シオノギ製薬~0点】三宅:左飛横野:空三振金子:空三振【1回裏:伊予銀行~0点】對馬:左直二宮:中飛山﨑:四球矢野:遊飛【2回表:シオノギ製薬~0点】數原:二飛上田:中前打(クリーンヒット)岡:一犠打二進長平:右飛【2回裏:伊予銀行~0点】加藤:二ゴロ片岡:空三振前川:空三振(セフティバント引いたがハーフスイングの判定をいされたように見えた)【3回表:シオノギ製薬~0点】亀井:三直神藤:中前打 ※亀井、離塁アウト三宅:空振り三振【3回裏:伊予銀行~0点】正木:空三振金澤:中飛對馬:四球二宮:中直(數原が好捕)【4回表:シオノギ製薬~1点】横野:右前打(クリーンヒット) ※横野二盗金子:遊ゴロ三進數原:投ゴロ上田:中前適時打(良い当たり)岡:遊ゴロ二封【4回裏:伊予銀行~0点】山﨑:遊飛矢野:中飛加藤:四球片岡:遊飛【5回表:シオノギ製薬~1点】長平:遊飛
(打)唐橋:三邪飛神藤:左中間二塁打三宅:四球(ストレート)横野:左前適時打(鋭いライナーで三遊間)
(打)古藤:四球(粘って奪う)數原:左飛【5回裏:伊予銀行~0点】前川:左越二塁打正木:捕邪飛
(打)樋口:左越2点本塁打對馬:空三振
(打)池田:四球山﨑:遊ゴロ(横野好プレー)【6回表:シオノギ製薬~0点】 ※伊予銀行は投手に木村、代打の池田がそのまま捕手に上田:左直岡:二ゴロ長平:四球亀井:見逃し三振【6回裏:伊予銀行~0点】矢野:左前打加藤:見逃し三振(粘られたが最後は素晴らしいボール)片岡:右飛前川:見逃し三振(手も足も出ず)【7回表:シオノギ製薬~0点】神藤:一ゴロ三宅:空振り三振横野:二ゴロ【7回裏:伊予銀行~1点】正木:見逃し三振(重藤の投球が見事)金澤:空振り三振對馬:左越サヨナラ本塁打【試合終了】
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【2016年日本リーグ開幕節千葉大会②:シオノギ製薬 v.s. 伊予銀行~伊予銀行ってこんな試合が出来るチームになったのか!でも重藤が可哀想過ぎて泣けてくる…】
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【2016年日本リーグ開幕節千葉大会③:デンソー v.s. トヨタ自動車~伏兵の活躍でトヨタが接戦を制する】
デンソー 000 2000…2-2-0
トヨタ自 110 100x…3-6-1
デンソー:●ジャクリン・トレイナ、山口美紀-エドワーズ、竹林綾香トヨタ自動車:○モニカ・アボット-馬場今日子(本):古澤春菜(ト)(三):(二):【テーブルスコア】【戦評】 4回にデンソーが2点を奪って追いついた場面は2四球とワイルトピッチに最後は相手の2点エラーなので、確かに結果的にはもらった点ではある。ただ先頭増山のヒットのあと、ちょっとイライラするアボットに対して、狩野、竹林、エドワーズ、田中がボール球をしっかり見極め、ファールで粘り、個々の打者が簡単にアウトにならない打席を積み重ねたからこそ。内容的にはアボットを攻略したと言っても言い過ぎではないと思う。 今年のデンソーは監督コーチが一新されてどうなるかと心配したが、アボットに対してあの攻撃が出来るなら変わらず大いに期待できそう。このデンソーとHondaは、ビックカメラ高崎とトヨタ自動車に対して互角以上の勝負が出来る貴重なチームだけに、なんとしてでもせめてどちらかはベスト4に残ってもらわなければ困るのだ。じゃなければ決勝トーナメントの面白さが半減してしまう。 ただ守りの面でもったいなかったのが2回の1失点。1死二三塁で知久のライトファールフライはかなり浅かったから、あそこは三走が走ってくれてラッキーな場面。ホームでしっかりアウトにして失点を防いでほしかった。日立もそうだけど、ライトが増山でセンターが江口と反対ならどうだったかなあとも思うが、しかし江口もただの外野手じゃないからね。日本を代表するクラスの選手なんだから、ライトの守りがちょっと不慣れだったとは言え、あそこは口笛吹きながらでも軽くアウトにしてもらわなければ困る。 投手ではリリーフした山口美紀が2回を投げて被安打1と好投。重藤が抜けた穴を埋めてもらわなければならないから今年は責任重大だけど、大いに期待できそう。 さてトヨタ自動車は心配したとおり、以前のような圧倒的な打力が影を潜めてきた今年は点を取る方で少し苦労しそう。ただそういう試合で古澤春菜や鈴木鮎美のような伏兵がしっかり仕事をしてちゃんと点を取っているのはやっぱりチームに底力がある証拠。山下りらや塚本智名など試合に出てない実力者が目白押しなので、こういう選手が出てくればまたかつての打力を取り戻してくれるだろう。<>【先攻:デンソー~先発メンバーと交代選手】
1(8):増山由梨
2(3):狩野香寿美
3(D):竹林綾香→(2)竹林綾香
4(2):エドワーズ→(OPO)エドワーズ
5(7):田中真紀子
6(9):江口未来子
7(5):川畑瞳→(打)山澤葵
8(6):山根すずか→(打)中岡理美→(6)山根すずか
9(4):野木あや
FP(1):J・トレイナ→(1)山口美紀【後攻:トヨタ自動車~先発メンバーと交代選手】
1(D):ナターシャ・ワトリー
2(3):古澤春菜
3(6):渥美万奈
4(4):坂元令奈
5(9):長﨑望未
6(8):山崎早紀
7(5):鈴木美加
8(7):知久幸未
9(2):馬場今日子→(打)林真由→(再)馬場今日子
FP(1):モニカ・アボット【試合経過】【1回表:デンソー~0点】増山:遊ゴロ狩野:空振り三振竹林:空振り三振【1回裏:トヨタ自動車~0点】ワトリー:投ゴロ古澤:中越本塁打渥美:遊ゴロ坂元:遊ゴロ【2回表:デンソー~0点】エドワーズ:空振り三振田中:右飛江口:空振り三振【2回裏:トヨタ自動車~0点】長﨑:中前打(初球)山崎:左前打(初球)鈴木:三犠打知久:右邪犠飛(浅いフライ。ここはホームで刺したかった)馬場:二前飛球ゴロ【3回表:デンソー~0点】川畑:空振り三振山根:空振り三振野木:遊ゴロ ※スラップで三遊間へ。一塁はセーフになりそうだったが、ヘッドスライディングでブレーキがかかってしまう【3回裏:トヨタ自動車~0点】ワトリー:遊内安(スラップ) ※古澤の時に二盗失敗古澤:空振り三振渥美:二ゴロ【4回表:デンソー~2点】増山:中前打 ※ワイルドピッチで二進狩野:四球竹林:一ゴロ(二三塁に) ※カウント3-0まで行ったがアボット持ち直すエドワーズ:四球(3-2から)田中:二ゴロ・遊2点送球失(田中も三塁へ) ※平凡なセカンドゴロで二塁フォースアウト。併殺を狙った渥美の送球がわずかに浮き、ファーストの古澤も捕れず。渥美が握り損ねて送球に変な変化がかかったのかも知れない江口:右前ポテン安 ※ライト長﨑の無理な送球で二三塁に川畑:投飛【4回裏:トヨタ自動車~1点】坂元:四球長﨑:パスボール・一犠打(三進)山崎:一飛(ツマリ)鈴木:左前適時打(クリーンヒット)知久:投ゴロ【5回表:デンソー~0点】
(打)中岡:見逃し三振(一度もバット振れず)野木:遊ゴロ増山:見逃し三振(最後は低いボール臭かった) ※デンソーは投手に山口、DPの竹林が捕手、捕手エドワーズがOPO、ショートに山根が再出場【5回裏:トヨタ自動車~0点】
(打)林:遊ゴロワトリー:遊ゴロ古澤:遊直 ※捕手に馬場が再出場【6回表:デンソー~0点】狩野:見逃し三振竹林:空振り三振エドワーズ:右飛【6回裏:トヨタ自動車~0点】渥美:三ゴロ坂元:左前打 ※長﨑の時に二盗長﨑:左飛山崎:遊ゴロ【7回表:デンソー~0点】田中:空振り三振江口:セフティバント・捕ゴロ
(打)山澤:空振り三振【試合終了】
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【2016年日本リーグ開幕節千葉大会④:NECプラットフォームズ v.s. 戸田中央総合病院~エース三木の好投と轟の3打点でNECが快勝。戸田中は守備面で若さが露呈】
NEC-PF 001 0200…3-5-1
戸田中 001 0100…2-4-0
NECプラットフォームズ:○三木綾菜-瀧下麻理戸田中央総合病院:●サラ・パウリー、五味彩華- B・サヴァンティーズ、松村華子(本):本間紀帆(戸)(三):(二):轟優花②(N)、園田未紗(戸)【テーブルスコア】【戦評】 ここ数年でベテランがかなり引退してとても若返った戸田中央総合病院。その若さが開幕では残念ながら悪い面で出てしまった。 場面は5回表の守り。NECは2死三塁で打者辻井が意表を突く絶妙なセフティバント。一塁送球の間に三走田畑がホームを奪うNECらしい攻撃だったが、バントが良すぎて完全に一塁は間に合わず、打球を処理したサードの坂本が判断よくホームへ送球し、ホームに突っ込んできた田畑が捕手の目の前で急ブレーキ、このまま挟殺に持ち込んでチェンジ。かと思いきや、慌てて反転して田畑が三塁へ戻るとベースカバーががら空き…。セカンドベースカバーもおらず、田畑は難なく三塁に戻り、打者走者の辻井も二塁へ到達。逆にピンチが広がって直後に轟に決勝二塁打を浴びてしまった。 確かに辻井のバントが意表を突いたが、三塁に走者がいた後の挟殺プレーで三塁ベースカバーに誰も入ってないのは凡ミスと言われても仕方がない。実はこの日の戸田中はライト荻原、ファースト小沢、セカンド上原と右側は経験豊富な選手揃いだが、左側はサードの坂本が2年目で、レフト有吉、ショート長谷川は新人選手。3年目のセンター本間も含めても全員チーム3年未満で22才以下。守りに関しては完全に連携不足なのが露呈してしまった。ちょっとした隙を見せればこういうことになってしまうというのを、でも開幕で経験できたのは良い教訓になったはず。1節に向けて徹底的に鍛え直していくしかない。まあ個人的にはショートに上原を入れておけば良かったのにとは思うが。 ただ一つ気の毒なのが、この2点を取られた5回は先頭の岸波をショートゴロに打ち取りながら「イリーガルピッチ」を取られて打ち直しで四球を与えてしまったこと。もちろん実に公平にイリーガルを宣告していたので文句は言えないのだが、こうやって決勝点につながってしまうとやっぱり気の毒だ。 NECは打った轟は見事だが、それ以上に三木がよく投げた。去年の最後の方はもうなんだか面倒臭そうな顔して投げてたが、この試合はフォームに躍動感もあったし投球テンポも良かったし文句のつけようがなかった。チーム内に高卒の後輩投手が増えた中で、頼もしい先輩の姿を見せてくれた。 まあとはいえ、この日は朝からとんでもない強風が吹き荒れた一日。勝ったNECも負けた戸田中も、特に負けた戸田中に対しては本当に気の毒でならない。風がせめてまともならちゃんと戦えていたと思うんだよね…。<>【先攻:NECプラットフォームズ~先発メンバーと交代選手】
1(8):和田美樹
2(3):辻井晴名
3(D):轟優花
4(5):石井千春
5(2):瀧下麻理
6(4):鈴木茜
7(7):林優貴→(打)荻野みなみ→(再)林優貴
8(9):田畑このみ→(打)牧野樹→(再)田畑このみ
9(6):岸波亜美→(打)玉里友希→(再)岸波亜美
FP(1):三木綾菜【後攻:戸田中央総合病院~先発メンバーと交代選手】
1(7):有吉萌々子
2(4):上原依万里→(打)田中江理奈→(再)上原依万里
3(2):ブリトニー・サヴァンティーズ→(OPO)B・サヴァンティーズ
4(3):小沢佳那子
5(5):坂本結愛
6(6):長谷川優理
7(9):荻原美也子→(打)→(再)荻原美也子
8(D):園田未紗→(2)松村華子
9(8):本間紀帆
FP(1):サラ・パウリー(1)五味彩華【試合経過】【1回表:NECプラットフォームズ~0点】和田:四球辻井:二ゴロ(エンドランで二進)轟:四球石井:中直(良い当たり、和田はタッチアップで三進) ※ここでいつもの一三塁ダブルスチール。一走轟が二塁手前で転ける演技も三走和田がホームでタッチアウト。【1回裏:戸田中央総合病院~0点】有吉:二ゴロ上原:見逃し三振(3球)サヴァンティーズ:空振り三振【2回表:NECプラットフォームズ~0点】瀧下:中前打鈴木:三犠打林:空振り三振田畑:見逃し三振【2回裏:戸田中央総合病院~0点】小沢:左飛(好捕)坂本:左前打(クリーンヒット)長谷川:一ゴロ二封荻原:二飛(ツマリ)【3回表:NECプラットフォームズ~1点】岸浪:四球和田:一ゴロ(二進)辻井:三邪飛轟:右中間適時二塁打石井:左飛【3回裏:戸田中央総合病院~0点】園田:三強襲左線二塁打本間:一犠打有吉:右前適時打 ※有吉二盗企画も二塁アウト上原:見逃し三振【4回表:NECプラットフォームズ~0点】瀧下:二飛鈴木:左飛林:四球 ※林が二盗失敗【4回裏:戸田中央総合病院~0点】サヴァンティーズ:三ゴロ小沢:遊ゴロ・一失(辻井のグラブからぽろり)坂本:中飛(大きな打球、タッチアップで二進)長谷川:右飛【5回表:NECプラットフォームズ~0点】
(打)牧野:投内安(ボテボテが幸い)岸浪:捕犠打 ※二塁走者に田畑が再出場和田:一ゴロ(三進)辻井:セフティバント・三安 ※意表を突いた絶妙なセフティバント。ファーストは完全にセーフのタイミング ※三走の田畑が一塁に投げる隙を狙ってホームへ突入もサードの坂本が判断良くホームへ送球 ※三走の田畑が急ブレーキで慌てて反転、三塁ベースカバーががら空きでそのまま戻る。その間に打った辻井も二塁へ轟:左中間2点二塁打石井:二ゴロ【5回裏:戸田中央総合病院~1点】荻原:一ゴロ園田:右飛本間:左越本塁打(完璧な当たり)有吉:二ゴロ【6回表:NECプラットフォームズ~0点】瀧下:捕邪飛鈴木:見逃し三振
(打)荻野:空振り三振【6回裏:戸田中央総合病院~0点】
(打)田中:死球(ヘルメットかする)サヴァンティーズ:暴投・小沢:一ゴロ(三進)坂本:四球長谷川:四球
(打)古平:空振り三振 ※田中に代わり上原が、古平に代わり荻原が再出場【7回表:NECプラットフォームズ~0点】田畑:四球 ※戸田中はここで投手が五味に交代、DP園田に代わり捕手に松村が入り、サヴァンティーズがOPO
(打)玉里:捕犠打和田:一ゴロ(三進)辻井:投ゴロ【7回裏:戸田中央総合病院~0点】松村:遊ゴロ本間:空振り三振有吉:空振り三振【試合終了】
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【2016年日本リーグ開幕節千葉大会⑤:SGホールディングスグループ v.s. 太陽誘電~強風吹き荒れるとんでもない天候で1時間40分の中断。なかなか評価しづらい1試合】
SG-HLD 000 0000…0-1-0
太陽誘電 010 503x…9-8-0
SGホールディングスグループ:●加藤あずさ、千葉美咲-山科真里奈太陽誘電:○藤田倭-佐藤みなみ(本):丸本里佳(誘)(三):(二):藤田倭、佐藤みなみ(誘)【テーブルスコア】【戦評】 上空の風が球場の風速計で最大25m/h。瞬間的にはもっと強い風が吹いていたはずで、“あの”藤田倭がまともに立っていられないくらいじゃあソフトボールの試合にならない。強風に乗って海から細かい潮の飛沫が大量に飛んでくるし、強風で1時間40分も中断したのも前代未聞。正直もう千葉マリンでの試合は勘弁してもらいたい(笑) 可哀想だったのが4回のSGHのセンター土肥里奈のプレー。2死満塁からセンターに上がった飛球が風に大きく戻され落球し3点二塁打にしてしまったのだが、いくら風を計算していてもあれはさすがに捕れない。というかここの風はそもそも計算不可能。この回の先頭打者丸本里佳のライトへのライナーのホームランや山城みなのホームラン性の飛球、その前の試合の戸田中の本間紀帆のレフトへのホームランを見ればわかるように、少し低い打球には強い追い風が当たって打球がぐんぐん伸びていた。しかしそれより上に上がると今度は逆に打球が強く押し戻される。上空をセンターからホーム方向へ強く吹いた風がスタンドで跳ね返って戻ってきているからこういうことが起きるようで、打球の高さによって全く逆方向に打球が流される。こんなものは千葉ロッテの選手でもなければ判断できなくても仕方がない。 ピッチャーの加藤あずさも何度も帽子を飛ばされたりよろめかされたりしていたし、今日のSGHの9失点はほんとせめて自責点をゼロにしてあげたいくらいだ。 まあそんな中で1安打完封するんだから太陽誘電の藤田倭はやっぱり別格。もうJAPANのエースは藤田でいいんじゃないだろうか。 しかし今日はいよいよノーヒットノーランやるかと思ったが、なかなか簡単にはいかないもんですな。 そのSGH唯一のヒットを放ったのが土肥里奈。昨年ブレイクした選手なのだが、こんな場面でヒットを打てるというのはやっぱり本物の選手になってきた証拠。本人が自覚さえ持てれば、SGHどころか日本リーグでもトップクラスの選手にきっとなれる。今年は残す数字にもこだわってほしい。<>【先攻:SGホールディングスグループ~先発メンバーと交代選手】
1(3):ステーシー・ポーター
2(7):兵頭花帆
3(6):寺本有希
4(2):山科真里奈
5(5):増野瑠奈
6(9):駒野まみ
7(D):田中里依
8(8):土肥里奈
9(4):柳瀬友紀
FP(1):加藤あずさ→(1)千葉美咲【後攻:太陽誘電~先発メンバーと交代選手】
1(7):原田のどか
2(9):岡本由香
3(8):河野美里
4(1):藤田倭→(走)石濱真実→(再)藤田倭
5(2):佐藤みなみ→(TR)石濱真実→(再)佐藤みなみ
6(6):大塚枝里香
7(D):尾﨑望良→(走/3)丸本里佳
8(5):山本晴香
9(4):山城みな
FP(3):丸本里佳→(FP解除)
【試合経過】【1回表:SGホールディングスグループ~0点】ポーター:四球兵藤:スリーバント失敗・三振寺本:遊ゴロ二進山科:空振り三振【1回裏:太陽誘電~0点】原田:空振り三振岡本:四球河野:二ゴロ【ここで風速20~25m/hの強風のため試合を中断】
1時間40分後【風速が20m/h以下になってきたので試合を再開】藤田:死球(左腕) ※ワイルドピッチで二三塁佐藤:死球大塚:三ゴロ【2回表:SGホールディングスグループ~0点】増野:一ゴロ駒野:一邪飛田中里:空振り三振【2回裏:太陽誘電~1点】尾﨑:四球(ストレート) ※代走にFPの丸本山本:投ゴロ二封(進めようと転がしたが打球が強かった)山城:四球原田:四球岡本:左直犠飛(低いライナーで兵藤が地面際で捕ったがタッチアップ)河野:左前打・本塁タッチアウト【3回表:SGホールディングスグループ~0点】土肥:空振り三振柳瀬:空振り三振ポーター:空振り三振【3回裏:太陽誘電~0点】藤田:遊ゴロ佐藤:空振り三振大塚:遊ゴロ【4回表:SGホールディングスグループ~0点】兵藤:空振り三振寺本:一ゴロ山科:三ゴロ【4回裏:太陽誘電~5点】丸本:右越本塁打山本:左飛山城:右飛(フェンスオーバーの打球だがライトの駒野が好捕)原田:死球(足首)岡本:中前打河野:四球(満塁に)藤田:中飛3点二塁打 ※高く上がったが飛球が強風に大きく押し戻されセンターの土肥が捕れず ※SG-HLDは投手が千葉に交代 ※誘電は二塁代走に石濱 ※イリーガルピッチで石濱は三塁へ佐藤:四球 ※四球のボールがイリーガルピッチで石濱が生還 ※佐藤に代わり一時代走に石濱大塚:四球丸本:中直(良い当たり)【5回表:SGホールディングスグループ~0点】増野:投ゴロ駒野:二ゴロ田中里:一ゴロ【5回裏:太陽誘電~0点】山本:二ゴロ山城:四球(ストレート)原田:遊飛岡本:遊ゴロ【6回表:SGホールディングスグループ~0点】土肥:中前打柳瀬:空振り三振 ※三振の時に土肥が二盗ポーター:遊ゴロ・三進兵藤:二ゴロ【6回裏:太陽誘電~3点】河野:右前打藤田:中前打佐藤:右中間2点二塁打大塚:三犠打(三塁)丸本:中前適時打山本:中飛山城:遊半直【7回表:SGホールディングスグループ~0点】寺本:一ゴロ山科:二ゴロ増野:右飛【試合終了】
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【2016年日本リーグ開幕節千葉大会⑥:Honda v.s. ▼△~ Hondaと対戦した「このチーム」に関しては、もはやソフトボールの試合なんかどうでもいいレベルの問題がある】
Honda 000 0000…0-0-0
▼△ 000 0000…0-0-0
Honda:-▼△:-(本):(三):(二):【テーブルスコア】【戦評】 試合はHondaが負けてしまったのでどうでもいいので、じゃあ「たとえば」の話をしたいと思う。 ある日本リーグの超有名な一流チームのかつての総監督が、同じく今総監督を務める大学で、一人の若い有望選手が精神的に追い詰められて自ら命を絶ったと仮定する。 なのに、その大学の総監督と監督は、自分らの政治力を考えたら、そんな「小さなこと」は適当に協会がもみ消してくれるであろうとタカをくくってその後平気な顔してヨーロッパ旅行にまで行ってたりなんかする。 改めて言うけど、これはあくまで「フィクション」。仮定の話ですよ。こんな事実はどこにもない。 で、その総監督というのが、教え子が命を絶ったのはどこ吹く風で、1ヶ月後に自身の誕生パーティーなんかもやってたりする。 そして案の定、事件を握りつぶしてくれたおかげで、その大学は全日本総合の県予選に平気で出場していたりなんかする。 そんな事実が、もし万が一、仮にも現実で起こったりしたとしたら皆さんどう思いますか? 東京五輪でソフトボールが採用されるかどうかの大事な時期だから、そんな無名選手一人の命なんかより有名な総監督の名誉を守る方が大事だ、なんていう協会の態度に「それはそうだよね、仕方ないよね」なんて思いますか? 何度も繰り返しますが、これは一つの思考実験であって、こんな事実はどこにもないですよ!念のため。 しかし若い命が、あと50年以上もソフトボールに関わってくれたであろう貴重な命が、たった数人の○ソみたいなオバハンのわがままのために絶たれてしまったとしたら、平気でいられますか??? 俺には無理だ。 もちろん僕はその選手とは面識はなかった。でももしかしたら彼女は将来、僕が今まで見てきた中で一番好きな選手になってくれたかも知れない。どんな選手でも、未来は無限の可能性を秘めていたんだから。 でもそれが突然絶たれてしまった。 その未来を絶って平気でのうのうと過ごしているような○ソみたいな人間がアドバイザーをつとめるような実業団チームの試合なんか、とてもじゃないがまともに報告する気なんかなれません。 どんな批判を受けようがかまわん。それがこのblogの答えだ。 だから言ってきたんだよ。あんな人間は永久追放にしろと。遅かれ早かれ、こういう事件が起きることは誰の目にもわかっていたことだろ?自分も何度もその大学の試合や練習はみたことがあるが、監督が怒鳴りちらし、選手を罵倒し、イエスマンと化したコーチも同じように権力を笠に着て選手を罵倒しまくる。そしてその二人とも、いわゆるその大権力者である「総監督」の教え子だ。 これに対してソフトボール協会はどう責任を感じているんだ? この大事件は、あんな人間をのさばらせてきた日本のソフトボール界全体の責任だよ! 適当に握りつぶせると思っているオッサン連中、そこのシャクレと社畜、お前らも同罪だよ! ※この記事に批判的な人ももちろんいると思う。とくにソフトボール協会の上層部において。でもそんな連中こそがソフトボール界の癌だと断言したい。【先攻:△▼~先発メンバーと交代選手】
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FP():【後攻:▼△~先発メンバーと交代選手】
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【日本リーグ・2部第1節掛川大会1日目 ~アドバンスセクション&ホープセクション】
【写真追加しました。ちょいちょい勘違いがあったので訂正してます^^;】【アドバンスセクション(1日目)】【第1試合-A:】平金 001 0010…2-6-0
花王 001 0000…1-4-0
平林金属:○岡崎栞菜-外間光花王コスメ小田原:●山賀緋那子、高橋悠衣-本田奈緒子(本):(三):(二):中村絢夏(平)【テーブルスコア】<コメント> 平林金属は今年は投手が打席に立つというので、先発したバッティングの良い岡崎が8番打者なのは予想していたが、まさか左腕エースの中村がライトを守って3番で先発するとは思わなかった。 その中村が1試合目からしっかりと仕事。3回にライトへ鋭い打球を飛ばすとライトの金野もグラブに当てたがわずかに届かず、先制の二塁打となった。 花王としてはもったいなかったのが6回の失点。先発の山賀が良い投球を続けていたが、この回に入ってコントロールを乱し、3四球を与えて押出しで決勝点を献上。その後リリーフした高橋が抑えただけに、少し交代させるタイミングが遅すぎた。 最後も2死二塁と攻めて打者は八代出身の佐々木百合香で大いに盛り上がったのだが、やっぱりちょっと気負い過ぎたか低めのボール球に手を出してしまい空振り。土壇場の同点打とは行かなかった。<中村絢夏の先制タイムリー><中村の打球は完璧に抜けたかと思ったが、花王のライト金野朝美が真っ直ぐに走って最後はジャンプ。超美技かと思ったが、無念にも打球はグラブを弾いた><先発完投、投打に活躍の平林金属岡崎栞菜><7回、先頭打者の打球を処理する平林金属のショート呉屋知紀>【第1試合-B:厚木SC v.s. 日本精工】厚木SC 000 0000…0-7-1
日本精工 000 100x…1-5-0
厚木SC:●山内唯、森本叶恵-川口真優チーム:○藤嶋涼奈、谷島花波-馬場未波(本):安井聖梨奈(三):(二):<コメント>【テーブルスコア】 今年が会社設立100周年に当たる日本精工は大勢の社員が会場に応援にやってきて大盛り上がり。 そんな試合でエース藤嶋が完封し、4番安井が「これぞ安井」というような豪快なホームランを叩きこんで大いに期待に応えた。 ただ試合内容を見るとわかるように、むしろ厚木SCの健闘が光った試合。ユニフォームもエンジ色にリニューアルし、弱そうな雰囲気も一変。エースの山内唯も安井の1本以外はピンチらしいピンチも作らせず、攻撃と守りでは甲賀出身選手を中心に他の選手も全てそつなくこなし、ヒット数は日本精工を上回る7安打。確実に侮れないチームになってきた。<厚木SCの新ユニフォーム。ただし上だけ。下は去年と同じ^^><厚木SC山中亜月のライトへのライナーは山岡未歩が地面際で好捕><決勝ホームランの安井聖梨奈><1年目からファーストのレギュラーを奪った重石華子のリーグ初ヒット><高卒1年目の西岡彩乃も代走でリーグ初出場。残念ながら初盗塁はお預け><投手強襲ヒットの原野友希。この日は9番に入って2打数2安打><厚木SCのエース山内唯は強打の日本精工打線を被安打5。安井の一発以外はほぼ完璧な内容だった>【第2試合-A:甲賀健康医療専門学校 v.s. CLUB北九州】甲賀医専 102 1001…5-0-0
C北九州 002 1001…4-0-0
甲賀健康医療専門学校:○青野芙妃子-若林舞
CLUB北九州:●山下美幸、長尾美希-野政美樹(本):加藤美穂(C)(三):(二):西口実佳、西田明日香、逸見樹里、大島美里(甲)、加藤美穂(C)<コメント> CLUB北九州としてはやっぱり出だしの1失点で調子が狂ったか。 甲賀の先頭打者西口にライトオーバーの二塁打が出てその後2死三塁。しかし4番打者若林をセカンドゴロに打ち取り無失点でチェンジ、と思われたが、この投球が今年厳しく取るようになった「イリーガルピッチ」と判定され、プレー選択で「打ち直し+走者進塁」となりこれが先制点となった。 北九州も試合前に大卒6年の永年功労者表彰された加藤が本塁打に二塁打と気を吐いたが、投手陣が踏ん張れなかった。 それにしても甲賀の1番打者、伊勢学園出身の西口実佳は良い打者だ。要注目。<CLUB北九州の守り、1回2死三塁からセカンドゴロに打ち取り窪中美沙希が処理してチェンジ><しかし投手の山下美幸がその投球にイリーガルを宣告される><三走の西口実佳が生還し、甲賀医専が先制><継投が常の甲賀医専だが、この試合は先発の青野芙妃子が完投勝利をあげた><CLUB北九州は初回、2番の加藤美穂が左中間二塁打。なぜか昨年はサッパリ打てなかったが、今年は開幕から実力発揮><甲賀医専は3回、西口実佳のタイムリーで二塁走者が生還、2点目をあげる>【ホープセクション(1日目)】【第1試合-A:東海理化 v.s. YKK】東海理化 000 0000…0-5-0
YKK 110 000x…2-5-0
東海理化:●河津かおり-石田沙也佳YKK:○血分智香-増田愛(本):(三):(二):後藤祐月②(理)、大竹莉乃(Y)<コメント> YKKは初回に大竹の二塁打と犠打で作った1死三塁のチャンスに地元掛川出身の3番川村がボテボテの当たりの三塁ゴロで先制。続く2回には一三塁からのダブルスチールで追加点。 投げてはエースの血分智香が素晴らしい投球。理化で今年飛躍するはずの後藤祐月に2本の二塁打を打たれるなどピンチも多かったが、ショートの新人宮坂を含め全員で守り切って完封勝ち。昨年3位の東海理化に昨年最下位のYKKが勝利する波乱の開幕戦になった。<完封勝利のYKK血分智香>【第2試合-B:大垣ミナモSBC v.s. ドリーム・シトリン】ミナモ 200 0400…6-9-0
ドリーム 020 0000…2-2-1
大垣ミナモソフトボールクラブ:○山田麻美、チョウ・アンジュ、寺川亜美-柳田優香、六瑞希
Dream Citrine:髙野里穂、●松本菜摘、髙野里穂-方違真由(本):(三):(二):新井賢紗、谷口敏子<コメント>【テーブルスコア】 記念すべきドリーム・シトリン初のリーグ戦は途中まで接戦だったが最後は地力で勝るミナモが快勝した。 ミナモは初回に走者を二人おいて、2死から新井賢紗がレフトへ飛球。これをレフトの藤田恵が強風に目測を誤り落球してしまいミナモが2点を先制する。しかしドリームは2回に2四球でもらったチャンスに角川美佐子がセンター前に2点タイムリーを放ちすぐさま同点に追いつく。 しかし同点の5回、ミナモは前の回からリリーフしていたドリームの松本菜摘に対して四球からチャンスを作ると、大杉千尋、柳田優香、新井賢紗、粕谷朋世に加え、去年までチームメートの谷口敏子までの怒濤の5連打で一挙4得点し試合を決めた。 ドリームも終盤はチャンスの連続で、6回には乱調の邱安汝から3四死球で2死満塁のチャンスを作り、期待の平を迎える場面もあったが右飛に終わり、あと1本が最後まで出なかった。 ドリームとしてはリリーフした松本が打たれて負けた形にはなったが、この日はエースの髙野里穂がいつもの投球ではなく、カウントを悪くしたりとんでもない暴投をすることもあったのであの交代は仕方がなかった。<ドリームはライトの松岡志歩が好返球で2度のホームタッチアウトに><ミナモは最終回は寺川亜美が登板し1ヒットを許したが無失点に切り抜ける>【第2試合-A:靜甲 v.s. YKK】靜甲 000 0000…0-6-0
YKK 000 001x…1-5-0
靜甲:藤田真理子、●勢村香織-佐藤友麻、中尾萌YKK:○血分智香-増田愛(本):(三):関口紅里(二):【テーブルスコア】<コメント> 同じグランドで2試合連戦になったYKK、まさかとは言っては失礼ながら2試合連続での完封勝利。とにかく血分智香のピッチングが素晴らしかった。坂本が抜けて本格的にエースにならないといけない年だが、いきなり第1節からエースの力を発揮してくれた。 得点は0-0で迎えた6回裏。先頭は1試合目はスタメンから外れていた8番関口紅里。叩きつけた打球がワンバウンドで三塁の頭を越しレフト線に転がる三塁打。続く内山は三振に倒れて1アウト。ここで1番大竹との間でエンドラン。勢村の投球がワンバウンドになったが、大竹がこのワンバウンドをバットに当ててショート後ろへの小フライに。前進守備の野木が下がりながらダイビングしてグラブに入れたが地面に落ちた衝撃で落球。審判の死角だったのですぐに拾い直して捕球をアピールしたが、協議の末に落球が認められ、これが決勝点になった。 靜甲は最終回無死一二塁のチャンスを作ると犠打を決めて二三塁。しかしここでYKKは得意の満塁策を取ると続く打者二人をフライに打ち取り逃げ切った。<最終回、靜甲は先頭の佐藤友麻がレフトにヒット><続く新人の中尾萌もうまくセンターに運び、神戸神和大出身捕手の二人で無死一二塁のチャンスを作る><2死満塁となり白井奈保美の打球は良い感じで捉えたと思ったが、、、><レフトの川村真美が掴んでゲームセット><昨年は迷走を続けたYKKだが、バント、エンドラン、意表を突く盗塁、思い切った守り方など、今年は「背伸びしない弱いなりの戦い方」がチームに浸透した感じ。同じ北信越の「強打の大和電機」とは正反対でその対比が非常に面白い>【第1試合-B:日本ウェルネススポーツ大学 v.s. 大和電機工業】ウェルネス 000 0000…0-0-0
大和電機 000 050x…5-0-0
日本ウェルネススポーツ大学:●小長井美希、舛井光-藤枝美咲大和電機工業:○平木綾佳、西奥間沙紀-岡村香織(本):(三):(二):小杉瀬里奈(ウ)、中嶋瞳②(大)【テーブルスコア】<コメント> ソフトボール界の生き字引、投げる伝説、2部リーグのレジェンド(言い過ぎか)、小長井美希投手の再再再くらいのデビュー戦となった記念すべきこの試合、さすがにここ数年はCLUBチームでしかやってなかっただけにスピードはなかったが、それでも強打の大和電機打線を4回まで無失点に抑えるのだからピッチングの極意を知っているのだろう。 その小長井もちょっと疲れが出て5回に1死満塁のピンチを迎えると2番の角山が一二塁間に強い打球。これをウェルのセカンド田島が好捕し、反転して本塁送球もわずかに左にそれて捕手の足が離れセーフとなり、これが決勝点となった。あそこをアウトにしていたらその先もわからなかったので、今年はウェルネスも簡単に勝てる相手じゃないなというのを強く印象づける試合だった。<ある意味ソフトボール界の大投手、日本ウェルネスの小長井美希><大和電機は怪我から復帰の平木綾佳が今年は最初から使えるのが非常に助かる><ウェルネス曽根の低いライナーに前に飛び込んで好捕したセンターの新田和音><5回、角山瞳の一二塁間の打球を好捕した田島加奈子が一回転して本塁送球もわずかに及ばず、これが決勝点に><その後のチャンスでは新田和音、中嶋瞳がしっかり連打して追加点><小長井をリリーフした舛井光。意外と使えるかも知れない><ウェルネス6回のピンチには「田舎のヤンキー」こと曽根早織がセンターフライで三塁を狙った田中智佐世を強肩でアウトに。いや良い肩してる><でも調子に乗って意気揚々と走っててショートの小杉瀬里奈とぶつかって一回転(笑)>
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(理化v.s.大和戦追記)【日本リーグ・2部第1節掛川大会2日目 ~ホープセクション& アドバンスセクション& α】
※2部好きなんでえらい長くなってしまいました。読みにくくてすみません。【アドバンスセクション(2日目)】【第1試合-A:日本精工 v.s. 平林金属】日本精工 000 0021…3-10-0
平林金属 000 1000…1-5-1
日本精工:谷島花波、○藤嶋涼菜-馬場未波平林金属:●岡崎栞菜、中村絢夏-弦田彩加(本):(三):福井実咲(平)(二):村井彩乃(日)、呉屋知紀(平)【テーブルスコア】<コメント> やっぱり村井彩乃は、走り方は派手だけど天才打者だな~、という印象を改めて感じた。5回まで1点ビハインドで迎えた6回1死二塁。あの場面はとにかく打ちそうな雰囲気がしてたしその期待通りに同点の二塁打を放ってくれた。7回のダメ押しタイムリーも大きかった。 でも平金としてはあの逆転された場面は実はかなり運がなかった。先頭の安井聖梨奈の当たりも、どん詰まりがファースト前のどうしようもないところにポトリと落ちたヒット。村井の二塁打で同点に追いつかれた後、ファーストのエラーで逆転の走者を出してしまったのだが、実はあれも瀧中美緒がフルスイングでバットの先で打った打球で、変なスピンがかかってしまいまともに手につかなかった。どちらも完全に打ち取った打球だったので、途中からファーストに入った山本真優にも平金にも、もう不運としか言いようがない。 ただ健闘したとはいえ、やっぱり平金で悔やまれるのは初回の攻撃。先頭打者の福井実咲の三塁打で絶好の先制機を得ながら無得点。やっぱり相手が日本精工なので、あそこはタイブレイカーのつもりで泥臭く点を取りに行って欲しかった。ただ2試合を見た限りではあるが、今年残った選手は確実に昨年より成長しているし、今年入った新人もかなりいい。レフトの福井の守備なんか平金の武器になれる。投手の打者起用も含め、今年の平金は楽しみの多いチームになりそう。<試合前の会場にひと際可愛い集団がいるから何かアイドルのイベントでもあるのかと思ったら、なんと織機の選手たちじゃないですか!?(しばかれそう、笑) 大学の同級生や元チームメイトなどいろんな選手の応援をしながらも、もちろんメインは元チームメイトで今年から日本精工でプレーする中村白選手の応援。仲間はありがたいねー^^><会社としてもソフトボール部を盛り上げてくれている日本精工。新しい法被とキャラクターもお披露目。このウグイスちゃんの名前は「ベアリング」からとって「ベアリーちゃん」><1回裏、平金は新人で1番を務める福井実咲がいきなり左中間に三塁打を放つ><4回裏、呉屋知紀がセンターオーバーの二塁打を放ってチャンスメイク><4回裏無死二三塁、打者岡田千波の場面で藤嶋涼菜がワイルドピッチも、ボールが運よく跳ね返り三塁走者は突っ込めず><4回裏、岡田が倒れ1死となるも、岡崎栞菜がエンドランを成功させて平金が待望の先制点。ピント合ってなくて申し訳ない。><先制点に大喜びの平金ベンチ><追いつめられた日本精工は6回表、1死二塁から村井彩乃が左中間を真っ二つのタイムリー二塁打で同点に><こっちは終盤の同点打に大喜びの日本精工ベンチ><6回表、瀧中美緒の打球ファースト山本真優がエラー。でもフルスイングでこんな変則打球打たれたら捕れん><6回表、さらに続いたチャンスでは平金とは逆に馬場未波がエンドランを空振りしてしまい三塁走者が狭殺><しかし汚名返上、馬場が続くボールをセンター前に打ち返すタイムリーでついに日本精工が逆転><最後の打席で日本精工に来ての初ヒットをレフトへ放つ中村。大応援団に応えることができた><さらに7回にも村井に2本目のタイムリーが出て3点目。これで勝負あり><ただ個人的には打球の速さや安井が走者だったことを考えると、センターの西山遥子にはここを刺せる選手になってほしい。実績ある良い選手なんだから><今節はライトでの先発が2試合で、登板は最後の1回だけだった中村絢夏。あのバッティングは確かに使いたいけど、やはり投手としてももっと使いたい><2試合に先発し好投した平金の岡崎栞菜。スピードはないのに打者が詰まったりポップフライをあげたりすることが多かった。投球内容が一段レベルアップした感じ><7回の守りでハイエースにはねられて瀧中が負傷。って捻挫したかな?心配>【第1試合-B:花王コスメ小田原 v.s. CLUB北九州】花王コスメ 001 0000…1-5-1
C北九州 020 0010…3-6-1
花王コスメ小田原:●高橋悠衣、大森知香-本田菜緒子、中本夢
CLUB北九州:○山下美幸、長尾美希-野政美樹(本):深江由樹(花)(三):(二):深江由樹、人見夕希(花)、原田明香、山下美幸、加藤美穂(花)<コメント> 昨日は2年目の山賀緋那子で負けた花王コスメ、今日は満を持してのエース高橋悠衣の先発だったが、またしても惜敗してしまった。終盤には長打も出てチャンスも多かったのだがあと一本が出ず。良い試合をしながら勝てないのが一番キツいとは思うが、昨年の強さは決してまぐれではないと思うので、ここを乗り切ってほしい。 ただ6回に与えた3点目はあまりにも余分。打つ気まるでなしの投手の長尾美希に対して四球を出してピンチを広げて内野安打打たれて失点はいただけない。大いに反省点。 CLUB北九州は2回に原田明香と投手の山下美幸の連続二塁打で先制点。やっぱり原田にはまだまだ試合に出て背中でチームを引っ張っていってもらわんとね。そう簡単にはベンチに座らせない(笑)<3回に1点差に迫るホームランを放ったキャプテンの深江由樹と喜ぶ花王ベンチ><日本リーグ唯一の「左投げ右打ち」選手、長尾美希。とんぷりんさんに教えてもらったおかげでようやく右打席が見られたが、一度もバットを振らずにフォアボール>【第2試合-A:甲賀健康医療専門学校 v.s. 厚木SC】甲賀医専 110 0010…3-6-0
厚木SC 012 0001…4-12-0
甲賀健康医療専門学校:山口咲子、福本真樹、●青野芙妃子-大島美里、若林舞厚木SC:丹羽桃子、○大塚巳那子-川口真優(本):棚原栞、曽我祥花(甲)(三):山中亜月(厚)(二):永井葵、松本早紀(厚)<コメント> 厚木SCは2回に昨年まで甲賀医専にいた先輩熊谷みのりの内野安打で一三塁のチャンスの後にダブルスチールで1点。同点の7回には元甲賀医専の山中亜月が出塁した後、元ペヤングの永井葵がヒットでチャンスを広げ、最後は奈良文化女子短大出身の新人松本早紀のタイムリーでサヨナラ勝ちした。 甲賀医専の3点のうちの2点が曽我祥花と棚原栞のホームラン。昨年から試合にでていた曽我はいいとして、棚原は実は日ソ協の名鑑にもソフトボールマガジンの名鑑にも載っていない選手。京都西山出身で副主将だった選手なので、このホームランも納得。【ホープセクション(2日目)】【第2試合-A:靜甲 v.s. Dream Ctrine】靜甲 000 0000…0-1-0
DC 001 000x…1-7-1
靜甲:清水琴乃、●藤田真理子、勢村香織-佐藤友麻、中尾萌
Dream Ctrine:○髙野里穂-方違真由(本):(三):(二):松岡志歩、青野可奈(D)<コメント> 前日YKKに完封負けを喫した靜甲。「今年の課題は打線」と言い続けてきてが、何もここまで大きな課題にしなくてもいいのに。打者はそれなりにメンツも揃って、新人も打てる打者が入ってきたのになかなか点が取れない。前日のYKK戦を見てもチャンスを作りながら点が入らないのが歯がゆい。かつてはヒットなしでも点を取るのが巧い「試合巧者」として通ってきたのだが、その面影が全くない。 とはいえ、さすがにこの試合のようにヒット1本じゃ点の取りようがないか…。靜甲を1安打に抑えるのだから、この試合のドリームの高野里穂の投球がよほど素晴らしかったのだろう。お手上げと言ったところか。 一方のドリームは3回のワンチャンスでキャプテン青野可奈がタイムリー二塁打を放って決勝点。かつての靜甲はこういう打者が多かったんだから、早く誰か一人出てきてもらわなければ。<なかなか斬新なドリームシトリンの新ユニフォーム>【第2試合-B:大和電機 v.s. 東海理化】大和電機 000 0011…2-8-1
東海理化 000 0000…0-6-0
大和電機:○小西あかり-岡村香織東海理化:●吉川瑞紀-石田沙也佳(本):(三):(二):田中智佐世、後藤菜緒子(大)【テーブルスコア(未)】<コメント> いやそれにしても、靜甲とならんでホープセクションの上位争いをすると期待されていた東海理化がまさかの連敗、それも2試合連続完封負けを喫するとか。 この試合もお互いヒットは出るのだがチャンスの潰し合い。ただ中嶋瞳がいる分大和電機が上回ったか、終盤は彼女のヒットと犠飛絡みで2点を奪って逃げ切った。今季初登板の小西あかりも、期待通り粘り強いエースの投球をしてくれた模様(これからビデオで確認します)。 それにしても今年の2部は1節から波乱含み。それぞれ両セクションともに今まで下位のチームが力をつけてきたのが原因だが、見てる方としたら近年まれにみる面白い結果になっている。【追記】 後日試合のビデオを見て詳細を把握しました。 一言で言うと、「東海理化、不運!」かな。初回に秋山麻美のライト前ヒットで二走の百瀬篠が本塁を突くもタッチアウト。このタイミングはもうどちらとも言えるような、ほぼ半々でセーフでもアウトでもどっちでもいいような微妙なタイミング。さらに3回には三塁走者とのエンドランで片山郁乃がファーストにゴロを転がすも、これが本塁タッチアウト。そしてこのタイミングがまた1回と同じかそれ以上に際どいタイミング。もちろん間近で見ている球審の判定がこの場合は絶対に正しいと思うが、あんな間一髪が2回続いてともにアウトになるあたり、これはもう「不運」で片づける以外に仕方がないと思う。 そして大和電機で言えばやはり先制点の場面。序盤は無死からの二塁打が2回出て、ともに持ち味の強打で攻めて無得点だったのだが、6回無死一二塁のあの場面では送りバントとエンドランという、ある意味「大和電機らしくない」攻撃で点を奪った。ただここぞという時にはそういう攻撃もできる、というのを証明した形で、ただ単に振り回すだけのチームじゃないところを大いに見せてくれた。ほんとあれには良い意味で驚いた。<蔦さんの後を受けて監督に就任した中田奈緒さん。1勝もできずに2節まで1カ月空くのはしんどいだろうな。去年YKK1年目の内山監督と同じ心境か。早く勝たせてあげたいのだが>【第1試合-A:大垣ミナモソフトボールクラブ v.s. 靜甲】ミナモ 020 0000…2-6-0
靜甲 000 0000…0-5-1
大垣ミナモソフトボールクラブ:○山田麻未-柳田優香靜甲:●清水琴乃、渡部恵里花、勢村香織-佐藤友麻、中尾萌(本):(三):(二):大杉千尋、粕谷朋世(ミ)【テーブルスコア】<コメント> 打線が不振の靜甲とは言え、実は1節の3試合を戦って失点はわずかに「4」。投手を含めた守りはやはり2部ではトップレベルで、1部に上がっても恥ずかしくない試合はできると思う。 しかしそれにしても打線。3試合で4点しか取られてなくても、さすがに得点が0じゃあ勝つのは不可能。どうしてここまで点が入らないのか。 ただ試合を見てると、山崎奈美佳の完璧に捉えたと思った打球がフェンス際で捕られたりとか、他にも良い当たりが全部捕られたりとか、しかも打ち損じもそれなりに全部捕られたりとか、結局チャンスを作ってもここという場面でだけヒットが出ないんじゃあ、もうどうにもならん。原因もわからんね。 さてこの大事な一戦でしっかりと勝ち切れるんだから今年のミナモは本物。ドリームや靜甲のような、正攻法で戦ってくる好チームが相手なら負ける気がしない。むしろ逆に大和電機やYKKみたいな、勢い乗って無茶苦茶してくるチーム(言い過ぎ、笑)相手の方が嫌かも。その両チームと1節で対戦しなかったのも、比較的運が良かったかもね。<2回に先制点、決勝点となるタイムリーを放ったのがドリームから移籍の谷口敏子。谷口の加入はかなり大きい><先制のホームを踏む新井賢紗。もうすっかりミナモの中心選手><空振り三振に倒れたが、兼益明日香の代打は個人的な1試合のハイライト(笑)><支えてくれる人たちに試合後に勝利を報告する大垣ミナモナイン>【第1試合-B:YKK v.s. 日本ウェルネススポーツ大学】YKK 510 1004…11-14-0
日本ウェルネス 000 0000…0-8-1
YKK:○血分智香、東堤雅-増田愛日本ウェルネススポーツ大学:●小長井美希-大塚紗希(本):増田愛(Y)(三):大竹莉乃、宮坂佑希(Y)(二):小林麻美(Y)【テーブルスコア】<コメント> 今年はどの試合も接戦ばかりでほとんどが1、2点差。大差ゲームがなかったのが特徴の2部開幕戦だったが、最後の最後で10点差以上の試合で、しかもその大差をつけて勝ったのがYKKなのだからもうどうなっているんだか(笑) この試合も昨日からの連投で疲れているとは言え、好投手の小長井美希を相手に14安打の11得点なんだから恐れ入る。 しかも相手にも同じように8本もヒットを打たれながら結局完封しちゃうんだから、どうなってんだか本当にわからない。去年は良い試合をしても勝てずに勝てずにまさかの総合最下位のチームが、ここまで上手く行くと逆に気持ち悪くならないのかな(笑) ただ昨日も書いたように、今年は守りもしっかりしてるし、小技も徹底していてやることをキッチリやろうとしているのは事実。それが勝利に繋がってるんだから、手ごたえは感じているはず。このまま調子に乗って行っちゃいましょう!^^
<三塁盗塁を成功させる横山美咲。今年のYKKの積極性を象徴するシーン><5回2死満塁のピンチで、かつての1部リーグの首位打者栗原のり子さんを迎えるも、強いサードゴロで小林麻美が好捕し三封。結局血分智香は3試合に投げ3勝、19回無失点><ダメ押しとなった増田愛のホームランは右翼線へのランニングホームラン><最後はリリーフした東堤雅が2回を無失点でゲームセット。サードの小林麻美そっくりの長身美人さん><ちなみに昨日の1日目終わった後に、NEC対戸田中の練習試合を観戦。初めてNECのグランドにお邪魔。東海道線もすぐ横走ってるし、なんか雰囲気も懐かしい感じで、すんごい気に入りました。近くに住んでたら通うな、これは^^>
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(編集済)【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~2部リーグ・アドバンスセクション(花王,北九州,NSK,平金,厚木,甲賀)】
※さてあくまで個人的には恒例の「引退、移籍、新加入選手」の紹介、まとめですが、今年は春先ネット環境のない離島をめぐっていたのでついにアップする機会を失ったまま5月のリーグ戦がそろそろ始まろうとしています。 もう時期遅れなので止めておこうと思ったのですが、せっかく書いたのがもったいないので一応掲載します。写真もぼちぼち追加しますので、暇な時にでも読んでくれると嬉しいです^^
【花王コスメ小田原】退団選手:4人( C/ 2)室井美月(5年)(1B/13)波田野美桜(5年)(3B/ 5)山本颯季(4年)( P/11)森美沙樹(2+2年)新人選手:8人(IF/ 5)菊地咲絢(厚木商→日本体育大)(IF/19)小田紗也加(東海学園)(IF/26)長谷川絢(宇都宮文星女子)(IF/41)鈴木愛梨(木更津総合)
(IF/44)比護紀子(木更津総合→関東学園大)(OF/12)志村えりな(厚木商→東海大)(OF/24)倉田実沙(大和→中京大)(OF/48)星川杏菜(飛龍)
移籍加入選手:2人(C&OF/ 2)中本夢(夙川学院→甲賀医専)(OF/14)森井克季(津商→甲賀医専)<コメント> 4人が引退し、10人が加入したので純増6人。これで総勢29人となったことで4人がリーグ戦の試合中ベンチに入れないことになってしまうが、若い選手が多いのでこれも良い経験と思って辛抱してほしい。 さて昨年はリーグ戦2位、最終順位4位と大躍進を遂げた花王コスメ。しかしカネボウ時代の2011年は東北大震災の影響で1節に参加できず全て不戦敗、2013年は製品問題から4節、5節に参加できず後半戦は全て不戦敗で最下位に沈むなど、つい数年前ながら今では考えられないような不遇な時代があった。それを思うとベンチに入りきらないくらい選手が増えるなんて夢のような話だ。 そしてまさにその不遇な時代にチームに入り、選手層も薄くて苦しい時期を健気に頑張ってきたのが波田野美桜、室井美月、山本颯季の3選手。”みーどん”ことファーストの波田野は雨に濡れた子犬のような(どんなだw)、とてもスポーツ選手には思えない、図書館で見る方が普通のようなおとなしそうな可愛い子で、名前の「美桜(みお)」というイメージにぴったりな女の子。でも実際は意外とガッツもあるし頑張り屋さんで、スタメンで3番打者も務めたことがある選手。試合で使うと結構良いところで渋いタイムリーを放つし、ファーストの守備でも落ち着いた堅実なプレーを見せてくれた。個人的には2012年の実業団大会で久保谷とバッテリーを組んでぶかぶかのプロテクターをつけてキャッチャーしてた健気な姿が忘れられない。あれでファンになった(笑) 室井は逆に小さい体ながらも気合いを全面に出してプレーする選手。名選手だった鈴木裕子捕手の後継者として鈴木の後はずっと正捕手としてチームを支えてきた。普通に脂の乗っていた時期だったので室井はもっと続けると思っていたので昨年での引退には驚いた。これでまたキャッチャーがいなくなったので、結局昨年は投手登録だった本田菜緒子が今年から捕手を務めている。 チームを支えたという意味では個人的には山本もよく頑張ったと思う。昨年はベンチでスコアラーの役割を1年間務めていたし、何より2013年までサードでずっと出ていながら投手層が薄くなった2014年は1年間投手としての出場も多かった。器用だったからいろいろやらされたのだろうが、チームの低迷期を多方面から支えてくれたことは間違いない。 森美沙樹は甲賀医専時代そこそこ活躍はしていたのだが、花王に来てからはなかなか登板機会がなかった。大柄な立派な体格で、目鼻立ちがハッキリとして整い笑顔が綺麗ないわゆる美人顔で、個人的には「大女優みたいだな」と思っていた。活躍してくれたら「大女優」あるいば「タカラジェンヌ」みたいなあだ名を勝手につけて売り出す予定だったのだが…(笑) 新人に関しては多すぎなのでプレーを把握するのは今後の課題にしたい。ただ個人的には甲賀医専の中本夢が今年いったいどこに行くのか気になっていたので、花王に入ったのを知って「良いチームに入ったな」と少し安堵した。バッティングも良いしキャッチャーも外野も守れるのですぐに出番は巡ってくるはず。<“み~どん”こと波田野美桜。(1)波田野と言えばこのポーズ、2014年第1節、(2、3)2012年実業団選手権の靜甲戦での貴重なキャッチャー姿><室井美月。(1)2014年実業団選手権、(2)2014年第4節><山本颯季。(1)2014年第4節、(2)2014年第1節><中本夢。2015年第2節(甲賀医専時代)>【CLUB北九州】退団選手:4人( P/20)森田千晶(8年)(3B/17)小鉄絵美(4年)( C/ 9)上田彩生(4年)(IF/ 2)原香織(1年)新人選手:2人(IF/ 2)渡辺理央(昭和学園)(OF/25)畠田奈実(安田女子→武庫川女子大)<コメント> とにかく森田千晶のソフトボール人生は日本のソフトボール界にとってもある意味重要だったような気がする。 トヨタ自動車で4年間、アボットが君臨していたため球回数は少なかったが毎年少しずつは登板機会があり、国体の愛知県代表として本大会にも出場したことがあるような選手。何より名門にして超大企業のトヨタ自動車所属選手である。ソフトボールを辞めた後は普通に会社に残るもんだと思っていたが、この森田は4年間のトヨタでの選手生活を終えると間髪入れず2部の東芝北九州に移籍して現役を続ける道を選んだ。 そして移籍した1年目の2012年には、投打に大車輪の活躍をして最高殊勲選手も獲得、東芝北九州を2部の優勝に導いた。残念ながらその年での廃部が決まっていたのでチームの1部昇格は果たせなかったが、その後もCLUB北九州として再出発したチームで1年の全イニング登板などエース以上の存在で投げ続けた。トヨタを辞めてまで2部チームに移籍して投げ続けた4年間は、森田にとってもソフトボールの2部リーグ界にとっても、一つの大切な時代だった。 森田と同様、小鉄絵美と上田彩生もともに他チームからの移籍選手。小鉄は高知パシフィックオーシャン、上田は伊予銀行とともに四国経由で北九州にやってきた選手で、ともに昨年CLUB北九州でもチームの主力選手だった。小鉄はいかにも「小鉄」っていう見た目ですぐに名前を覚えた選手(笑)。上田は伊予銀行にいた2年間はチームの低迷期で2部で4位と5位。CLUB北九州に移籍してからも若干低迷期で2年間5位と、ちょっと運が悪かったのが残念。<森田千晶。(1)2010年11月東海オープン(トヨタ自動車時代)、(2)2011年8月東海ミニ国体(愛知代表)、(3)2012年第1節(東芝北九州時代)、(4)2013年2部決勝戦><小鉄絵美。2012年第1節(高知パシフィックオーシャン時代)><上田彩生。2012年第1節(伊予銀行時代)>【日本精工】退団選手:2人(2B/ 1)児嶋紗衣(2+3年)( P/14)服部亜美(1年)新人選手:3人( P/39)柴﨑さくら(門前)( C/ 2)重石華子(創志学園)(IF/19)西岡彩乃(辻)移籍加入選手:2人(SS/ 9)植田りずむ(丸亀城西→甲賀医専)(2B/ 1)高岡佑衣(西条→甲賀医専)復帰+移籍加入選手:1人(OF/28)中村白(長崎商→豊田自動織機(3年)→1年ブランク)<コメント> 児嶋紗衣は甲賀医専時代から2部リーグで活躍していた選手で、日本精工に入ってからも3年間はほぼレギュラー的なセカンドだった。あくまで個人的な見解ではあるが「日本リーグ三大挙動不審選手」のうちの一人(笑)。走者に出て一二塁間で挟まれてるうちにライト方向に逃げ出したのには目から鱗が落ちた(諺の使い方が間違ってるか、笑)。甲賀医専で1学年下の村井彩乃との1番、2番はいいコンビだったが、それがそのまま日本精工でも再現、その後村井は3番に昇格したが、2014年にはこの児島、村井のコンビでかき回して実業団大会で優勝をかざった。児島がいなくなったのは個人的には非常に残念のだが、あの派手な走り方はさらにパワーアップして後輩の村井に受け継がれているのでまあいいか。 服部亜美は1年目の春のトヨタカップからフル回転で投げてたまとまりのある良い投手だったが、いつの間にかいなくなってしまった。 さて恒例の甲賀医専出身選手は今年は二人。昨年の甲賀医専には他にも良い選手はいたが、この植田りずむと高岡佑衣を獲得する当たりがさすが日本精工。もちろんご近所チーム同士としてパイプがあるからだとは思うが、特に高岡なんかは走攻守に切れ味あるプレーをするだけにいずれ中心選手になるのは確実だろう。 新人選手は迫力在る右腕の柴﨑さくらと、俊足好打の西岡彩乃、そして近年好選手を輩出しまくっている創志から入った重石華子。重石はすでに第1節でスタメンファーストだったように、攻守に高卒新人離れしたプレーを見せる選手。特に一塁守備でのグラブ捌きは秀逸だ。 そして最後になるが名門豊田自動織機から1年のブランクを経て移籍したのが中村白。織機時代から応援していた選手だけに、とにかく昨年末に聞いたこの復帰ニュースは嬉しくて仕方がなかった。監督も期待して1番センターで起用してくれているが、まだまだ本調子になるのはこれから。守備と走塁は一流なので、打つ方でもいずれチームの中心選手になってほしい。<「お調子者」こと児嶋紗衣。(1)2014年第1節での派手な走り方、(2)2012年第1節(甲賀医専時代)、(3)2014年実業団選手権決勝戦での鬼ごっこ(笑)><服部亜美。2015年織機グランドでのトヨタカップ><植田りずむ。2015年順位決定節(甲賀医専時代)><高岡佑衣。2016年第1節><中村白。(1)2012年1部第6節(織機時代)、(2)2014年長崎国体本大会(長崎県代表)>【平林金属】退団選手:3人(RF/21)乾理沙(6年)(SSorLF/36)笹井理沙(2+3年)( P/22)中山知美(4年)新人選手:2人(IF/17)佐藤倫(天理→天理大)(OF26)福井実咲(金光桐蔭→IPU環太平洋大)<コメント> 中山知美は地元岡山東商出身で、話によるとこの平林金属でソフトボールをやりたいがためにわざわざ一般入社してまでチームの門を叩いた選手。そのガッツとチーム愛を知ってからは特に応援したい選手の一人になった。そういうのを抜きにしても、個人的には実は中山の右腕のフォロースルーの大きい伸びやかな投球フォームが好きで、中山が登板すると他の会場からでも駆けつけて投球を見ていた。この右の中山と左の中村絢夏の中中コンビが好きだったので、もう少し二人の継投も見てみたかった。 笹井理沙は甲賀医専時代からリーグでは活躍していた選手。背の高いスマートな遊撃手で、バッティングフォームもなかなかカッコいい選手だった。ショートではちょっとポカが多かったのだが、レフトにコンバートされた昨年は打つ方でものびのびとやっていたように個人的には写ったのだがどうだろう。しかし笹井がいた時代の甲賀医専は今思うとほんと良い選手が揃っていた。 さてもう一人の引退選手が乾理沙。目立った成績は残さなかったがチームにとっては不可欠な選手で、つねに外野の一角はこの乾だった。投手で先に引退した乾彩華との美人姉妹がこれで二人ともいなくなるが、やはりそうなると平金もまた一つの時代が終わったなあという感が否めない。これからまた次の時代が始まる。 新人で入ったのは天理大時代に関西リーグでも大活躍していたファーストの佐藤倫と、地元IPU環太平洋大出身のレフト福井実咲。二人とも開幕からスタメン出場し、さすが大卒選手というものを見せてくれている。<中山知美。2013年実業団選手権><笹井理沙。(1)2012年第1節(甲賀医専時代)、(2)2013年実業団選手権><乾理沙。2013年実業団選手権>【厚木SC】退団選手:4人(3B/ 9)樋口優花(2+5年)(OF/21)伊藤沙貴(6年)(OF/36)木村友美(3年)(IF/ 2)瀧澤由実子(2年)新人選手:5人( P/25)森本叶恵(京都西山→奈良文化女短大)( P/29)大塚巳那子(星城→奈良文化女短大)(IF/36)渡邊春花(佐賀女子→IPU短大)(IF/44)長岡瑠里(香ヶ丘リベルテ)(OF/ 3)船山優果(奈良女子→奈良文化女短大)移籍加入選手:3人(2B/ 7)永井葵(奈良女子→ペヤング)( P/11)丹羽桃子(多治見西→甲賀医専)(OF/17)熊谷みのり(綾部→甲賀医専)復帰+移籍加入選手:※1人(IF/10)山﨑未貴(奈良文化→甲賀医専→大阪国際短大)<コメント> 数年前から甲賀医専出身選手が増え始め、今年から元甲賀医専監督の伊藤監督が就任した厚木SC。 そのタイミングで引退したのが「湘南ベルマーレ」時代からチームにいた樋口優花と伊藤沙貴。樋口は甲賀医専出身でもあるのだが、ベルマーレで2年間過ごしたあとに一度引退、監督の不祥事とチームの消滅危機から厚木SCとしての再出発に合わせて1年後に復帰し、選手数もギリギリで練習も試合もまともに出来るような状態じゃなかったチームをキャプテンとして支えた功績は大きいと思う。良い意味での「オッサン」的なところのある選手で(笑)、キャプテンがああいうちょっといい加減で大らかな性格じゃなかったら(勝手な想像だが)、チームは保たなかっただろう。 伊藤は元々大鵬薬品に所属していたが辞めてベルマーレに移籍。そこから厚木1年目に移行した。この二人と並んで木村友美も厚木SC1年目から所属し中心で活躍してきた生え抜き選手だった。今年から厚木SCはユニフォームの色も替わったしチーム力も付いてきたし、加えてこの3人がいなくなると、本当に一つの時代の終わりだ。変わらないのは一人で頑張って必死に応援してくれている元気なお兄さんサポーターだけ。あの人だけは永遠に居てもらわなければ…(笑) さて新人だが一気に9人も増えた。注目はなんと言ってもペヤング出身の永井葵。ペヤング時代もレギュラーで使っても遜色ない選手だっただけに、いきなりの4番セカンドも不思議ではない。その他の甲賀医専出身の選手たちも活躍するだろうし、奈良文化女子短大出の3人が最初から使えそうだし、今年の厚木SCは侮れない。<樋口優花。2010年第4節(湘南ベルマーレ時代)><伊藤沙貴。2010年第4節(湘南ベルマーレ時代)><木村友美。2013年第3節>【甲賀健康医療専門学校】退団選手:6人(IF/15)木村綾珠(2年)(IF/23)奥間唯(2年)(IF/26)芳尾なつみ(2年)( P/11)森美帆子(2年)(OF/14)殿井咲(2年)(OF/27)岡橋理子(2年)進学選手:2人( P/16)酒井香音(2年)(OF/39)山元香帆里(2年)実業団への移籍選手:7人(SS/ 9)植田りずむ(→日本精工)( P/18)丹羽桃子(→厚木SC)( C/12)中本夢(→花王コスメ)(2B/ 7)高岡佑衣(→日本精工)(CF/ 8)熊谷みのり(→厚木SC)( P/24)森井克季(→花王コスメ)(OF/28)清水梓未(→大和電機)新人選手:11人( P/11)廣瀬彩乃(金光桐蔭)( P/13)福本真樹(滋賀学園)( C/33)山口慧子(日向)(IF/15)森芳小朱蘭(笠田)(IF/16)高橋里奈(金沢)(IF/24)野田春妃(八代東)(IF/26)碓氷真里(尾北)(OF/12)水津佳那英(大阪国際滝井)(OF/14)前川汀紗(滋賀学園)(OF/27)小川桃香(市立船橋)(IF/35)棚原栞(京都西山)<コメント> 6人が引退し2人が進学、実業団に進んだのは1部リーグはいないが7人と今年も多数にのぼった。今年は1部のどのチームも獲得枠が少なかったので仕方がないが、高岡佑衣なんかはそのレベルの選手になると個人的には思う。 新人(新入学)は11人で今年も将来有望な若手が多そうだが、とにかく最近は見ただけでは読めない漢字の名前が増えてきたことだけは確かだ。まずは読み方を覚えなければ…(笑)
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(編集済)【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~2部リーグ・ホープセクション(ミナモ,理化,大和,靜甲,ドリーム,ウェルネス,YKK)】
※さてあくまで個人的には恒例の「引退、移籍、新加入選手」の紹介、まとめですが、今年は春先ネット環境のない離島をめぐっていたのでついにアップする機会を失ったまま5月のリーグ戦がそろそろ始まろうとしています(現在5月5日)。 もう時期遅れなので止めておこうと思ったのですが、せっかく書いたのがもったいないので一応掲載します。写真もぼちぼち追加しますので、暇な時にでも読んでくれると嬉しいです^^
【大垣ミナモソフトボールクラブ】退団選手:4人(RF/ 2)鷲野留実(3+3年)(DP/5)中野知奈美(2年)( P/22)井本妃里(2年)( C/19)仲村渠美寿々(1年)新入団選手:3人(/25)宮本真緒(高松南→IPU環太平洋大)(/ 8)溝口香夏子(北九州→IPU環太平洋大)(/19)田島萌愛(岐阜女子)移籍入団選手:2人( P/)邱安汝(ペヤング)(3B/ 2)谷口敏子(ドリーム☆ワールド)<コメント> 川端めぐみはいったんは引退情報があったが、その後翻意して今年もチームに残ってやってくれることになった。 2012年限りで廃部になった大鵬薬品から移籍してきたのが鷲野留実。岐阜国体が終わってミナモが2部に新規参入したのが2013年だから、新制大垣ミナモのスタート時点から中心選手として参加していたことになる。とにかくパンチ力が抜群で、1部の大鵬時代は1年目からDPのレギュラーを獲得。規定打席に到達し3割近い打率を残しホームランも2本と大活躍だった。特にリーグ最終戦の伊予銀行戦でのホームランと二塁打での3打点は見事。井俣茉莉(現織機)の完封とこの鷲野の大活躍により最終戦にして大鵬薬品はリーグ10位を確保、負ければ最下位転落もあった危機からチームを救ったのだった。 中野知奈美はDPのレギュラーとしても出ていた選手。四條畷から東海学園大は元織機の宮本直美投手と同じルートで、もう少しプレーしているところが見たかった。ちなみに(中野に)、NECが1部初昇格を決めた試合での最後の打者がこの中野だった。井本妃里は見た目にも迫力満点の投手で、チームがこれから1部に上がるために必要な投手だと思ったのだが、ともに二人の大卒選手は2年間での引退となった。沖縄以外では珍名字の代表の仲村渠美寿々も1年で引退。この3人のように、2部に入った名門大学出身選手はなかなか長続きしない。 移籍選手としては谷口敏子の存在は大きい。毎年成績はパッとしないが、実力的には一部でやっているレベルの選手。そろそろ大きな仕事をしてもらいたい。ペヤングから移籍の邱安汝は目を見張るような投球をする外国人投手ではないが、2部ではそれなりに抑えるはずなので、エースの山田麻未にもしものことが会った時の保険としても獲得は正解だと思う。 新人3選手に関してはこの春は一度も大垣ミナモの試合を見られなかったのでこれから把握していきたい。<鷲野留実:(1)2010年1年目春のトヨカップ。すごいポッチャリしてた(笑)、(2)2010年の第1節。一月でかなり体絞った、(3)2015年第2節。ライナーでヒットを放つ><中野知奈美:2014年順位決定節><井本妃里:2015年第2節>【東海理化】退団選手:2人(CF/10)赤堀栄美(11年)(1B/24)小林果歩(5年)新入団選手:4人( C/14)朝田雅音(多治見西)(SS/ 1)太田清花(多治見西)(IF/25)岩元瑠音(神村学園)<コメント> とにかく長くチームに残る選手が多い東海理化において、センターといえば左投げの赤堀栄美と常に決まっていた。特に数少ない三重県出身選手だったのでいつも気にしていた選手だった。2010年以降は三度の優秀選手獲得と成績も常にリーグのトップクラスだった。余談だが山根佐由里と同じ宇治山田商出身だが、ただ年齢が3年上なので高校では重なってはいない。ちなみに宇治山田商出身の選手と言えばもう一人田中リンネという選手が昔東海理化にいたが、こちらも3年下なので重なっておらず。 優秀選手と言えばこの小林果歩もここ2年連続で獲得。いかにも東海学園出身というようながっちりした体つきはお父さん譲り。ソフトボールをよく知っている選手ながらもたまにポカが出るのが逆に愛嬌があった。しかしまさか優秀選手賞を獲得した昨年限りで引退してしまうとは思わなかった。2年連続で31打数13安打の打率0.419。しかも2015年は長打も増えて2本塁打、1三塁打、2二塁打と成績は右肩上がり。もっと凄い打者に成長していくと思っていたのだが。 さて新人は地元の名門多治見西からの二人と神村学園の一人。3人ともに将来性は豊かな選手。<赤堀栄美:(1)2010年春のトヨタカップ、(2)2014年実業団選手権><小林果歩:(1)2014年実業団選手権、(2)2014年第1節>【大和電機工業】退団選手:3人(1B/13)小栗有加(2+3年)( P/ 9)穴澤早貴恵(3年)(SS/26)岡山弥生(1+2年)新入団選手:4人(IF/21)松岡里咲(多治見西)(SS/24)今崎七海(厚木商→東京国際大)(OF/28)清水梓未(夙川学院→甲賀医専)(OF/25)望月朱里(山梨学院大附→山梨学院大)<コメント> 穴澤早貴恵はソフトボール関係者には有名な門前高ソフトボール部を追いかけたテレビドラマ「わたしたちの時代」の中でライバル津幡高のエースとして登場していた投手で、大学を経て大和電機に入った。チームの中心投手とはなれなかったが、最後の年となった昨年の全日本総合ビックカメラ高崎戦で、門前出身の同級生大工谷真波と対戦できたのも一つ良い思い出になったはず。 戦力的に痛いのが小栗有加の引退。元織機の小柳薫選手ばりの「かき混ぜるようなバッティング」で、低いライナーの鋭い打球を左右に連発。何より3番打者としてチャンスには抜群に強く、彼女のヒットで勝ってきた印象が非常に強い。昨年の全日本総合で1部のNECプラットフォームズに勝利したのも、この小栗の右中間3点二塁打が決勝点だった。甲賀医専時代から活躍していた選手で、「左投げの一塁手で背番号13」はシオノギに進んだ大先輩、三宅美咲をそのまま受け継いだものだった。 岡山弥生といえば今となっては数少なくなった島根三洋出身選手だった。三洋1年目でチームが廃部になり大和電機に移籍。移籍2年目の昨年はショートのレギュラーとして活躍してくれた。スタイルの良いスマートな選手で個人的にも仲良くさせてもらった(はず)。ペヤングの休部もあったので、これで日本リーグの島根三洋出身選手は、スタートがTOETECKの大石麻里奈(厚木SC)を除くと、ペヤングから戸田中に移籍した荻原美也子ただ一人になってしまった。 新人選手は今年は派手さはないが最初から使えそうな玄人好みの選手が4人。高卒の松岡里咲はじっくり育てるとして、大卒の今崎七海と望月朱里は開幕からスタメンだったようにすぐにでも戦力になる選手。甲賀医専出身の清水梓未は大和電機仕込みのフルスイングを身につけて、持ち前のパンチ力をさらに磨いてほしい。<小栗有加:(1)2012年第1節、エンドランを決める(甲賀医専時代)、(2)2012年夏のミナモカップ(甲賀医専時代)、(3)2015年第2節。ライナーでヒットを放つ><穴澤早貴恵:(1)2013年実業団選手権のブルペンで、(2)2015年全日本総合選手権><岡山弥生:(1)2012年第3節、代打で二塁打(島根三洋1年目)、(2)2015年第2節、代打で二塁打>【靜甲】退団選手:3人( P/18)鈴木麻美(9年)(RF/ 1)吉田沙織(3年)(1B/ 3)細井希衣(2年)新入団選手:4人( P/18)清水琴乃(山梨学院大附→山梨学院大)( C/25)中尾萌(金光桐蔭→神戸親和女大)(1B/ 5)清水藍子(国際→太成学院大学)(OF/17)山崎菜々(九産大附九州→IPU環太平洋大)<コメント> 入団してから9年間、ずっとチームのエースだった鈴木麻美が昨年限りでユニフォームを脱いだ。2007年に初の1部昇格を果たした靜甲において、高卒1年目にして4勝を上げ新人賞を獲得。2011年に1部再昇格を果たした時は河部祐里とのダブルエースとしても活躍し、河部が引退した後もまたエースとしてチームを支えた。とにかくここ9年間の靜甲は鈴木麻美がいてこそのチームだった。島根三洋の古瀬由梨亜の時もそうだったが、こういうチームを象徴する選手の引退は一つの時代の終わりを感じさせる。飛龍の鈴木麻美と常葉菊川の栗田美穂(現豊田自動織機)とは高校時代のライバル同士。そのライバルチームにいた中村夏美と靜甲に同期入社し、背番号が18と17。この二人の凸凹コンビを2007年に知って以降靜甲ファンになったが、とうとう二人ともいなくなってしまった…。本当にご苦労様でした。僕の中での存在感は間違いなく「大投手」だった。そして個人的には今までで一番長く応援してきた投手だった。 吉田沙織はチームで一番声が大きくて闘争心を全面に出すガッツの塊みたいな選手。長くチームの中心選手になると思っていたが、3年での引退じゃあ短すぎる…。細井希衣も下位打線ながら良いところで打ってくれる選手だったのだが、東京女子体育大出身の2部選手はみんなすぐに辞めてしまう。 新人選手は4人全員が大卒選手。小柄な左腕の清水琴乃と内野を守る清水藍子のダブル清水がすぐにでも使えそう。捕手の中尾萌もファーストとしての出番が早々にあるかも。<鈴木麻美:(1)2007年1部第2節、1年目のリリーフ登板、(2)2015年第2節、(3)2015年秋の静岡県総合で現役最後の登板、(4)2015年第2節><吉田沙織:2015年秋の静岡県総合><細井希衣:2015年第2節>【Dream Citrine】退団選手:4人(RF/24)新美まりこ(6+1年)( P/35)川口千晶(2+4年)( P/21)熊澤怜子(1+5年)(IF/23)西村菜摘(2年)移籍退団選手:2人(CF/ 1)辻井晴名(→NECプラットフォームズ)(3B/ 2)谷口敏子(→大垣ミナモ)新入団選手:2人( P/13)清水愛恵(京都明徳)(OF/18)佐藤瑠菜(桐陽)移籍入団選手:1人(SS/ 3)林聖恵(YKK)<コメント> ドリーム☆ワールドの廃部を経てドリームシトリンとして再出発。ぎりぎりのタイムリミットで存続にこぎ着けたようで、大國監督はじめ選手や関係者のその時の苦労は僕みたいな部外者には推し量ることもできないが、とにかくこうやってチームを残してくれたことには一ソフトボールファンとして心から感謝したい。 そういう事情だから仕方がないのだが、昨年までチームの中心選手だった6人が去ってしまった。ただ高卒の新人選手も2人入ってくれたし、YKKから2部の名選手の林聖恵も加わってくれた。さらに数人の選手を獲得できる見込みもあるようで、またこれから強いチームに成長してくれるだろう。 熊澤怜子はいわゆるレオパレス21最後の戦士たちの一人。廃部後にドリーム☆ワールドに移ってきた2部チームとしてのドリーム一期生で、ドリームでは最優秀投手賞を獲るなど実力を発揮した。リリーフする場面が多く、まさに大魔神的な活躍で試合を締めくくっていた印象が強い。 新美まりこは一昨年の大和電機時代に半年の活躍で優秀選手をゲットした選手。ドリーム☆ワールド移籍後は本当の実力は発揮できなかったが、良い選手だった。ちなみについ最近、良い居酒屋が多いという理由で掛川に引っ越したらしいという情報を個人的にゲットした(笑) 川口千晶は甲賀医専経由で静岡のチームに移籍という姉の川口汐里と同じルートをたどった投手。ドリームでの出番は少なかったが決して大崩れしない投手だった。 新加入はYKKから移籍の林聖恵を加えて3人。林は有名人なのでまあいいとして、高卒で入った二人の選手、清水愛恵と佐藤瑠菜には個人的に大いに注目している。とにかくこういう状況からスタートしたチームに飛び込んででもソフトボールをやりたいという気持ちが素晴らしい。大きく成長してくれるのを陰ながら見守りたい。<熊澤怜子:(1)2009年1部決勝トーナメントでの試合後、(2)2013年第3節><新美まりこ:2013年実業団選手権(大和電機時代)><川口千晶:2013年第3節>【日本ウェルネススポーツ大学】退団選手:6人(P / 5)大塚希映(2年)(P /17)飯田理夏子(2年)( P/18)山﨑あすか(2年)( C/ 1)長谷部ちひろ(2年)(3B/55)平尾晴奈(2年)(DP/ 9)外岡羽織(2年)移籍退団選手:1人(SS/50)釼持祐衣(→デンソー)新人選手:4人( C/ 2)高木佑里(伊勢崎興陽→3年ブランク)( C&OF/ 3)藤枝美咲(荏田)( C /33)加藤麻瑚(クラーク記念国際)(IF&OF/ 6)角田奈菜(健大高崎)(IF/16)丸本鈴奈(北陸)(IF/24)田島加奈子(日出)(OF&IF/83)藤野汐美(相模女子大高)(OF/ 1)原未奈美(健大高崎)復帰+移籍選手:1人( P/32)小長井美希(加藤学園→東海女子大→ホンダ→旅亭紅葉・甲賀医専→松下電工津→ペヤング→(CLUB JAPAN))<コメント> いやしかし小長井美希の現役復帰にはびっくり!ほんと彼女ほどソフトボールが大好きな選手もいないんじゃないだろうか。昨年1部でもベスト4に入る強豪に成長したHondaだが、1部に初昇格したのは2004年。その前年の2003年、小長井は2部のホンダで大活躍して最高殊勲選手を獲得、彼女の大活躍があったからこそホンダは1部に初昇格できたのだ。さらに甲賀医専、電工津と渡り歩いて2010年からは2部時代のペヤングに在籍し、2年連続で2部の最優秀投手賞を獲得。そして2012年の2部プレーオフでは1回戦で日本精工の曽根原一葉との延長9回の投げ合いを制して完封勝利をあげ、翌年のペヤング初の1部昇格にも多大な貢献をしている。つまり小長井は2チームの1部初昇格に大貢献をした、知る人ぞ知る大投手なのだ。さすがにウェルネスで3チーム目とは行かないが、恐らく投げる機会も多いはずで、彼女が投げることでまたリーグの順位争いが一段と面白くなるのは間違いない。 さて昨年の暮れはこのチームにとって「歴史的事件」が起きた。それは釼持祐衣が1部の強豪デンソーに移籍したこと。1部チームとしては浦川晴菜がペヤングに入ったのが初だったが、優勝を争うチームに、しかもデンソーの今年唯一の新人選手として入ったというのが凄い。剣持は十分1部でもやっていける選手だと思っていたが、果たしてウェルネス出身選手を評価してくれるかなとちょっと心配だった。しかしやはり見ているチームはちゃんと見ていてくれたのだ。デンソーはほんと良い選手を獲った。 さて退団選手の中ではやっぱり「面白メガネ」こと外岡羽織がいなくなったのは寂しい。今年は伝統の面白メガネの後継者は誰か入ってくれただろうか…。<外岡羽織:(1)2015年第2節、(2)2015年順位決定節><山﨑あすか:(1)2015年第2節、(2)2015年第2節><大塚希映:(1)2015年順位決定節、(2)2015年第2節><長谷部ちひろ:(1)2015年第2節、(2)2015年第2節><飯田理夏子:(1)2015年第2節><平尾晴奈:(1)2015年第2節、(2)2015年第2節><釼持祐衣:(1)2015年第2節、(2)2015年第2節><小長井美希:(1)2010年実業団選手権(ペヤング時代)、(2)2013年全日本クラブ選手権(CLUB JAPAN時代>【YKK】退団選手:2人( P/22)坂本佳子(9年)(LF/20)碇純香(3年)移籍退団選手:1人(SS/ 3)林聖恵(→ドリームシトリン)新人選手:4人( P/12)東堤雅(千葉経済大附)( C/25)大内麻里奈(帝京安積)(SS/ 4)宮坂佑希(山梨学院大附)(OF/17)剣田あかね(滑川)復帰移籍選手:1人(SS/ 5)金澤杏奈(京都西山→ルネサス高崎→3年ブランク)<コメント> YKKから坂本佳子がいなくなったのはやっぱり寂しい。地元滑川から入ってチーム一筋9年。外野手兼として入ってその後は投手一筋で2010年以降は文字通りチームの柱だった。ピッチングもさることながら、見てるこっちも笑顔になってしまうような挙動不審っぷりと(いわゆる日本リーグ三大挙動不審選手の一人、笑)、その個性的な髪型でもファンを楽しませてくれた(すぐにでもクレラップのCM出られそうな見事なおかっぱ頭に刈り上げ、笑)。2部の会場に早めに到着したりすると周辺を黙々とランニングする坂本の姿が必ずあったのだが、あれももう見られない。 碇純香といえば1年目の大活躍。最終的には打率0.444の4位だったが、厚木大会での13打数10安打はまさに神がかってた(相手の守りもひどかったが、笑)。3年間での引退は早すぎるのだが、話によると実業団チームの「佐川グローバル」に入ったようなので、また実業団大会で彼女の個性的な打撃フォームが見られそうだ。この碇と同じ年の関口紅里とのコンビはYKKの「隠れアイドルコンビ」だった。 引退ではないが、まさにチームの顔だった林聖恵がドリームシトリンに移籍してしまった。今年からは関口紅里がその後継者に成長しなければ。 さてここ数年のYKKはチームとしてかなり低迷しているのだが、その原因は実はハッキリとしていた。それはチームに「珍しい名字」の選手があまり入ってこなかったからなのだ。それが今年は東堤雅と剣田あかねの二人が入団。あるネットサイトによると「東堤」は全国で約300人、「剣田」は約40人らしい。これでチームが浮上するのは間違いない(笑) ちなみにこの「東堤」、ローマ字表記だと「HIGASHITSUTSUMI」となんと15文字にもなる。長い表記で有名なのがメジャーリーグのサルタラマッキア(Saltalamacchia)で14文字。とんぷりんさんに教えてもらって見たWikipediaによると、これがメジャー最長らしい。ということでこの「HIGASHITSUTSUMI」が長表記の世界一選手ということに決定!(笑) さて林が抜けたショートの守備は高卒新人の宮坂佑希が守りそう。グラブ捌きの巧い選手なので守備に関しては2部でもすぐにトップクラスになれる。 ちなみにどういう経緯か元ルネサスの金澤杏奈がこのYKKで今年現役復帰となった。元ルネサスからYKKへの移籍といえば名選手だった土井美香子さんと同じルート。彼女の3打席連続スリーランホームランのような大活躍ができるかどうか。<坂本佳子:(1)2014年第1節、ピッチャーゴロを暴投しかけて「危なぁ~~~」(笑)(2)2014年実業団選手権、(3)2013年第3節。とにかく何が嬉しいのかいつもニコニコ(笑)><碇純香:(1)2013年実業団選手権、(2)2014年第1節、碇と言えばこの構え!、(3)2013年第3節。この節はバントしたら全部ヒットで13打数10安打(笑)>
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【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~1部リーグ・その1(BC高崎、トヨタ、織機、Honda、デンソー、日立)】
【ビックカメラ高崎】退団選手:1人(OF/28)イビネディオン・絵里香シャディー(1年)新人選手:2人(IF/17)中西舞衣(高松南)(IF/22)北口美海(神戸野田)※退団選手 今年は主力選手は全員残って引退者は1年目のイビちゃんことイビネディオン・絵里香シャディー一人。3試合に代打で出場して3打数0安打だった。結局どういう特徴の選手かわからずじまい。気になっていた選手だっただけに、もう一二年見て見たかった。※新人選手 新人選手は2人の高校生のみ。ということで今年のビックはほぼ昨年と変わらないスタメン選手起用になる。【トヨタ自動車】退団選手:5人(LF/10)小野真希(10年)( C/25)渡邊華月(8年)(2B/ 4)鈴木美加(8年)( P/15)細野了華(6年)(IF/ 6)町田ひかる(2年)新人選手:2人( P/13)田内愛絵里(創志学園)(SS/ 6)黒澤花菜(秩父農工科学→東京富士大)※退団選手 各チーム今年は選手の入れ替えが少なかったのだが、戸田中と並んでトヨタ自動車に大きな動きがあった。 とにかく小野真希が抜けたのが大きい。昨年はキャプテンまで務めた選手で、内外野どこでも守れて長打も打てて小技も得意、なんでもできる選手だったが、それ以上にベンチで一番大きな声を出してチームを引っ張ってくれる選手だった。元東海理化の川戸道友紀さんほどでもないが、あの人間が聞き取れるギリギリの高音で「さぁーいこーっ!!」という声はとにかく一番グランドに響いていた。この小野がいなくなったことが一番の原因だが、春先のトヨタの試合を見ているととにかくトヨタのベンチが静かなのが気になった。渡邊も抜けて元気な選手が減ったこともあるが、おとなしいクールな選手ばかりになってなんかベンチが暗い。これが成績に結びつかないと良いのだが。 【追記】ちょっと書き忘れていたが、実は小野は試合中は声が高いが普段は結構低音ボイス。そして私服でおしゃれすると結構可愛い。ソフトボール関係なかったか(笑) 渡邊華月も日本リーグに一時代を築いた選手。アボットの女房役としての存在感は抜群だったし、打つ方でも実業団入りしてからの成長が著しく首位打者まで獲得した。そして何よりあの決勝トーナメントでの奇跡の優勝決定逆転サヨナラツーラン。あの時の球場を揺るがす地鳴りのような歓声は今まで経験した中では最高の場面だった。 一時代を築いたと言えば鈴木美加も同様。高卒1年目の前半からすでにリーグ戦で活躍し、2年目が始まる時には4番としての育成が始まっていたような逸材で、その期待に応えるように順調に一流選手に成長した。2年目2009年の決勝トーナメントで上野から放った逆転二塁打がもしトヨタの優勝に繋がっていたらもう少し違う結果になっていたとは思うが、それでもその後歴代最高打率を記録するなど実力は存分に発揮してくれた。実は意外と気づいてない人が多いと思うが、よく見ると結構可愛い選手。それに最初のころは平凡なフライを落としたりして、豪快な打撃と裏腹にどことなく愛嬌もあった。やっぱりトヨタのベンチに鈴木美加がいないのは少し寂しい。 実は小野、渡邊、鈴木美が引退したことは、ただ単に戦力的にダウンという以上に大きな意味を持っている。アボットが来日したのが2009年、それ以降の昨年までの7年間は常に決勝トーナメントに進出しているので、10年目の小野と、8年目の鈴木美、渡邊はトヨタにおける「決勝トーナメントに行けなかった時代を知る貴重な世代」ということになる。これが意味するものは実はかなり大きいと思うが、それは別稿で改めて。 細野了華は岐阜女子高時代に日立の山中しほと同期。当時は細野がエースで山中が控えだったが、実業団に来て立場は逆転してしまった。一時は打撃センスを買われて打者転向しかけたこともあったが、それでも6年間、最後まで投手として在籍を貫いた。最後の年のリーグ最終戦が雨天中止の予備節に回った日立戦で、なんとそこで山中と先発で投げ合う最高の機会があった。結果は負け投手で、リーグ戦未勝利に終わってしまったのは残念だったが、頑張ったご褒美に最後にソフトボールの神様が粋なプレゼントをしてくれたように思う。 町田ひかるは守備位置や使われ方的にも早稲田の先輩馬渕朝子の後継者的な選手。1年目に2本塁打を放つなど意外性もある打者で、噂によると今年はどこかに移籍すると聞いたのだが一旦は引退したようだ。※新人選手 新人で気になっていたのが黒澤花菜。昨年の全日本総合で7回1死まで1-3とトヨタを追い詰めた東京富士大の4番で、山根から逆転の2点タイムリーを放ったのがまさにこの選手。その実力や実績ももちろん、秩父農工科学高というソフト界では無名の高校出身なのが気に入った。とにかく今のソフトボール界は選手の進路を握った名門高校、名門大学の指導者がやりたい放題。特にソフト名門と言われる高校の指導者にまともな人間は一人もいない。たまに「名将」なんて書かれているが、笑止千万。そんな中でこうやって無名高から大学を経てでも実業団に上がってくる選手が出てくるのは非常に喜ばしいこと。彼女の成功には大げさだがソフト界の未来もかかっている。【豊田自動織機】退団選手:3人(CF/25)狩野亜由美(13年)( P/12)奥田絵美(2年)( C/)中山瑠美(2年)新人選手:3人( P/18)河澄星菜(東海学園)(SS/25)宮本愛里(三潴)(OF/33)田口美佳(千葉経大附→東京富士大)移籍(復帰)選手:1人(SS/ 3)西山麗(厚木商→日立(13年)→1年間日立でコーチ)※退団選手 個人的に狩野亜由美を強く認識したのは2004年の決勝トーナメント。延長タイブレイカーで相手レオパレスの藤本のバントが一飛となった時、飛び出した二走を刺して併殺を完成させたのだがその時二塁カバーに入っていたのがセンターの狩野だった。1年目の2003年からレギュラーを獲得し打率0.361、2年目の2004年には0.415とアテネ五輪に選ばれてもおかしくなかったほど最初から大活躍した天才選手だったが、その後も怪我もなく順調に活躍を続け、2008年の北京五輪では不動の1番打者として大活躍。日本の金メダルに大きく貢献したことは今さら言うこともないだろう。その後もリーグでも活躍を続け、2007年もこの狩野のホームランと三塁打で優勝を決めているし、2009年に来日したアボットに初失点をつけたのも狩野のホームラン。決勝トーナメントでは上野からの先頭打者弾もあったし、とにかく織機には常に狩野の存在があった。 同時に「こんな不思議な選手もいなかったなあ」と個人的には思う。あれだけの大活躍をし、十分な実績や知名度、栄誉の数々を手に入れながら、実に控えめで目立たない、プレースタイル同様に生き方も実にスマートな選手だった。北京五輪後はきっぱりと日本代表から身を引き、アメリカプロリーグに参戦するという独自の道を切り開いた。上野が監督人事でゴネて一度辞退したように、日本代表で活躍したというあれだけの実績があるとついつい政治的な口出しをしたくなるものだが、狩野は全く我関せず。織機のチーム内でも派閥を作ったり後輩を贔屓したりすることもなく、ただ淡々と自分のプレーに徹し、自分の残りのソフトボール人生の次のステップを追い求めてきた。日本リーグに在籍しながらのNPF参戦も彼女が切り開いた道だが、それに関しても大げさにせず、当たり前のように毎年参戦しごく普通のことのようにして全てをこなしてきた。 ただ一つ苦言と言うか、いやもちろん良いパートナーを見つけて結婚して幸せそうなのは良かったのだが、ソフトを引退したら沖縄の離島を放浪して多良間島あたりの漁師と結婚して移り住んでくれたら良かったのになあと思っていたので、それだけが個人的には少し残念だ(笑) 奥田絵美は将来が嘱望された織機待望の左腕投手。個人的に思っていたのが、ピッチング同様に実は磨けばかなり光りそうなルックスで、数年後には栗田美穂二世のアイドル投手誕生間違いなし!!と期待していたのだが、もう両膝の怪我が重く、これ以上続けると日常生活にも支障を来しかねなかったらしい。バッティングセンスもいいので、じゃあ野手では?とも思ったが、本人の気持ちが既に折れてしまったようだ。本当にもったいない。 中山瑠美はいろいろ他に本人がやりたいことがあったらしくて引退。パンチ力はなかなかのものがあったんだけどね。※新人選手 河澄星菜は地元東海学園出身で投打に実力のある選手。バッティングの方を買われていたようだが、織機に入ってからピッチングがよくなったので当分は投手で育成するだろう。宮本愛里は三潴高に赴任した藤本索子監督が最初に実業団に送り込んだ選手の一人。織機が欲しかった待望の右打ちの大型内野手でまだ眉毛はつながってるが将来性は十分。 田口実佳はトヨタに入った黒澤とともに東京富士大のクリーンナップを打った選手。キレのあるダンスと、コーラを一気飲みしてゲップせずに早口言葉をしゃべるのが特技(笑)※移籍加入選手 西山麗ももう何も言う必要がないくらいの伝説的遊撃手。日本歴代でも最高クラスのグラブさばきだが、その実力はまだまだ健在。ただ一ソフトボールファン的に、やっぱり日立戦でだけは活躍しないで欲しいと思ってしまう(笑)【Honda】退団選手:3人(1B/ 3)沢幡優佳(8年)(3B/ 6)加藤恵理(7年)(OF/19)上原楓(6年)新人選手:3人( C/12)吉田菜々(岡崎学園)( C/27)藤家菜々子(日出)(OF/19)山田静佳(伊奈学園総合→東京女子体育大)※退団選手 今や日本代表にも成長した又吉薫が最初のころは「Hondaの秘密兵器」だったが、この沢幡優佳はそういう意味では常に「Hondaの最終兵器(意訳するとリーサル・ウェポン)」。ちなみにデンソーのリーサル・ウェポンといえば中岡理美で、タイプ的に良く似ている(余談)。 ただ「最終兵器」は結局使わないまま8年間が過ぎてしまった感があるが、じゃあなぜこのリーサル沢幡が(勝手にアダナ付けるなw)兵器として使われないまま8年間もHondaで選手で居続けられたか。その理由が最近個人的にもやっとわかってきた。去年濱中監督がTAP-Bで海外遠征した時にマネージャーで連れて行ったのがこの沢幡。昨年はよく代走で試合にも出ながら、雑用もこなし、スコアラーもしていたように、とにかくよく働いていた。引退した今年も、チームの試合会場ブースでグッズ販売したり受付したり、大きな体に似合わずほんとこまごまとよく働く。話してみると気さくだしいつも笑顔を絶やさないし、「あ~こういう選手だからチームにずっといたんだな~」と、引退した今ようやくわかった。こんなに褒めていいのかってくらいつい褒めてしまったが、別に今度Tシャツ買い行く時に100円まけて、っていうわけじゃないからね(笑) Hondaが入れ替え戦に行くくらいまで低迷していた2009年に入ってきたのが加藤恵理。この2009年はトヨタにアボットが来た年だが、そのトヨタとHondaが最初に戦った鹿児島での加藤のバッティングは強烈過ぎて忘れられない。1番セカンドに入った加藤は、まずは初回にアボットから良い当たりのショートゴロ。しかしここからがアボット圧巻の投球で、続く8人を連続三振。しかし9人目に打席に回ってきた加藤が今度はセンターへホームラン性の大飛球。打線がアボットに手も足も出ずひねられている中、この新人の加藤だけが唯一対等に渡り合っていたのだ。これは凄い選手が入ってきたぞ、と思った最初の期待の割にはその後大成長はしてくれなかったが、しかしチームを形作るピースとして、つねになくてはならない存在だったのは間違いない。真っ黒に日焼けした顔に白い歯がのぞく典型的なソフト選手顔で、結構可愛い顔してたが、その通りちゃんと素敵な伴侶を見つけて寿退団となったようだ。これは言っていいのかどうかわからないが、コーチの永吉さんに「永吉さん、加藤がいなくなったのは痛いですね?」ってある人が聞いたら「あいつはこの婚期を逃したら一生嫁に行けんから仕方ない(笑)」って言ったらしい。あ、酔った勢いで書いてしまった(笑) 上原楓もどちらかというと沢幡タイプの選手だったか。最初は投手として入って、その後は打撃を生かして外野手に転向。色白で一時期見た目が先輩の平林真由子そっくりだったこともある。投打どちらでも結構活躍する選手になるかなと期待してたんだけどね。ただ上原と言えば高崎大会での上原を応援するLet’s Go Hondaを踊る小学生のソフトボーラーの可愛い姿が忘れられない(たぶんYoutubeにアップしてるはず)。あれ見られただけでもHondaに上原がいてくれて良かった^^
※新人選手 さて新人選手は捕手が二人と大卒の外野手が一人。3人ともいかにも最近のHondaが獲得しそうなひと技持ってるか人柄のよさそうな選手ばかり。岡崎学園出身の吉田菜々は、かつての織機の名選手、前川仁美さんが監督として送りだした初めての実業団選手ということになる。【日立】退団選手:3人(1B/12)濱本静代(11年)(CorOF/27)粟倉陽香(5年)( P/21)山口清楓(3年)新人選手:1人( P/14)泉花穂(高松南→早稲田大)※退団選手 ソフトウェア時代から11年間、山田や西山、杉山なんかに隠れていたけど、濱本静代も日立の歴史を代表するような名選手だった。1年目から試合に出て、2、3年目にはDPとして30打席前後と順調に成長。そして4年目の2008年にDPのレギュラーを獲得して規定打席到達、打率0.322、1本塁打、5打点と期待通りにブレイクした。その後は一塁手として攻守で強い日立を支え続けた。北京五輪翌年の2009年には日本代表にも選ばれている。なぜか1年おきに成績の良い年と悪い年が繰り返されたが、濱本が打席に入った時の「いかにも打ちそうな雰囲気」は存在感大きかった。個人的にはトヨタの露久保望美との対戦が印象に残っている。 粟倉陽香も濱本タイプのスケールの大きな左打者だった。強豪日立で高卒2年目ですでにDPのレギュラーをほぼ獲得し、規定打席近くに立って0.283の2本塁打、3年目には捕手のレギュラーを獲得して開幕からマスクをかぶり打率0.358の3本塁打。これは凄い捕手になるぞーと思っていた矢先の2014年、捕手に清原奈侑が入ったことでレギュラーを明け渡し、この年は結局1試合も出場することがなかった。どうやら怪我の影響があったようだが、翌2015年には打率0.342に2本塁打と見事に復活してきただけに、さすがに昨年限りでの引退には驚いた、というか、それこそ日本代表でも十分通用する実力だっただけに残念でならない。いやほんと、粟倉の引退はもったいなさすぎる…。 もう一人の退団選手山口清楓は、昨年の途中でいなくなって今年は年始から伊予銀行に帯同。さすがにそういう経緯では簡単に移籍を認めるわけにいかないので、今年は1年間下働きに徹し、来年満を持しての復帰となる。※新人選手 今年の新人選手は一人。周知の通り泉礼花の妹の泉花穂投手。実は泉花が早稲田時代に先輩で靜甲に入った「泉夏帆」という選手がいた。同姓同音なので呼び方を替えないといけないのだが、この泉花穂がどう呼ばれていたか、聞いたけど忘れちまった(笑)。いや覚えているんだけど今酔っぱらってるから。ちなみに先輩の泉夏帆は「ピン子」だったらしい。ベタ過ぎやろ(笑)【デンソー】退団選手:4人(RF/16)永吉理恵(4+6年)( P/25)重藤恵理佳(6年→シオノギ製薬に移籍)( P/54)ジョーリン・ヘンダーソン(2年)(3B/19)兼平真咲(0.2年)新人選手:1人(SS/14)釼持祐衣(藤枝順心→日本ウェルネス)※退団選手 デンソーの、というか、これはもう「日本ソフトボール界の」引退選手として扱ってもいいのが永吉理恵。レオパレスでは3年間の下積みがあり、この名選手がその間ほとんどリーグに出場できなかった。しかしレオパレスの魂でもあった名選手の渡邊潤子が引退すると、翌年そのライトのポジションにこの永吉がそのまま入り、そしていきなり打率4割を超す大飛躍の1年となった。(余談だが、自分が毎年末恒例にしている「飛躍した選手」特集のきっかけはこの永吉の飛躍にある)。 レオパレスが突然の廃部後、多くの選手が行き先に苦労するなか、この永吉はそれこそ多くのチームが獲得を熱望したと聞く。ただそこでデンソーを選んで入ったのは、今思うと最良の選択だったと思う。デンソー移籍後はチームの一員として活躍したのはもちろん、日本代表としても常に欠かせない選手であった。そんな凄い選手でありながら、この選手もソフトボール選手の良いところを全て併せ持ったような選手で、どんな人やどんなファンにでも優しくしっかりと挨拶し気さくに接していた選手。サングラスをかけてランニングをしていても、近くにくると必ずサングラスを外してニコっと笑って頭を下げてくれた。なんか今思い出してもほんと全ての面で良い選手だったな~。 兼平真咲は1年目の1節からレギュラーとして使われるほど期待されていた選手だが、最初のタイムリーエラーが響いたのかな?なぜか前半の途中でいなくなってしまった。ただソフトボールは止めずに東京女子体育大に進んだようなので一安心。シオノギを辞めて東京女子体大に進んでそれからデンソーに来た山根の逆で、今度は兼平が卒業後にシオノギに行ったりして(笑) さてそのシオノギと言えば、そこに移籍するのがキャプテンまで勤めていた重藤恵理佳。これはまさかまさかの移籍で、デンソーにとってはあまりにも痛すぎる移籍。キャプテンが、しかもライバルチームへの移籍だから「認めない」という選択肢もあったが、実はデンソーは昔戸田中のキャプテンしていた今泉早智をその翌年に移籍で獲得したことがあるから、これだけは文句言えない(笑)※新人選手 さて今年の新人の銀猫的大ニュースはこの釼持祐衣デンソー入団、ですよ。 とにかく出身がウェルネスですよ?ウェルネス。いったいウェルネスからデンソーに入る選手が出るなんて、夢の100連敗に向けて突っ走っていた最初の時代を知っているひとからみたら誰が想像できますか???(笑) いや~、これはもう事件ですよ、編集長。 ただやっぱりね、入っただけじゃあ何にもならない。レギュラーを取って活躍して、決勝トーナメントにも出て、それどころか日本代表も狙ってほしい。とにかく頑張れ釼持。とことんしがみつくのだ!
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【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~1部リーグ・その2(誘電,SGH,戸田中,伊予銀,NEC,シオノギ)】
【太陽誘電】退団選手:2人( P/31)伊藤美幸(14年)(SS/ 1)遠山佑奈(2+5年)移籍加入選手:1人(SS/22)大塚枝里香(花咲徳栄→関東学園大→ペヤング(5年))※退団選手 太陽誘電生え抜きにしてずっとチームの中心だった伊藤美幸もとうとう選手登録を外れてコーチ専任。こうやって山路監督の下でずっと兼任コーチをしてその後専任コーチになるんだから、やはり面倒見のいい性格なんだろうと思う。謙虚で人柄の良い選手なのは見ればわかった。ちなみに朝にNHKラジオを聞いていると「気象予報士の伊藤みゆきさん」が毎朝出ているので、伊藤美幸ファンは必聴。木曜日の8時20分頃の「すっぴん」内での「伊藤みゆきの大喜利、“みゆ喜利”」が特にオススメ(笑) 遠山佑奈は間違いなく甲賀医専出身の最高の選手。甲賀時代はただガリガリの選手だと思ったが、誘電に入って以降の特に打撃の成長には驚愕するものがあった。そんな選手が引退せざるを得なくなった理由はわかりかねるのだが、こういう場合は「たぶん監督が居酒屋にキープしていた焼酎のボトルを勝手に空けて逆鱗に触れたんだろうな」、ぐらいの適当な想像をして勝手に納得することにしている。まあでも実はああ見えて山路監督はお茶しか飲まないらしいが(笑)※新人、新加入選手 そんな入れ替わりの少ない誘電で大きな戦力アップになりそうなのがペヤングから移籍の大塚枝里香。もちろん個人的には内野の石濱真実のライバルなのでザワザワはするのだが、それ以上に打つ方で活躍してくれたら納得せざるを得ない。今年1年終わってあとの成績でキチンと評価したい。ただ守備面で大きなミスをしないという前提ではあるが、攻撃面を考えるとチームに大きなプラスになることは間違いないだろう。【戸田中央総合病院】退団選手:7人( C/19)アマンダ・チェデスター(1年)(3B/ 4)村井美保(4年)(IF/14)岩嵜楓(2年)(IF/22)内田秋音(4年)(OF/ 1)東福仁美(4年)(CF/10)萩原瑠美(4年)(OF/16)白畑千尋(3年)新人選手:6人( P/15)森あすか(東海学園→中京大)(IF/ 1)長谷川優理(千葉経大付→日本体育大)(IF/11)水戸久瑠実(白鴎大足利)(IF/21)綿貫奈緒(星野→城西大)(OF/ 6)有吉萌々子(福岡中央→山梨学院大)(OF/27)長井美侑(東海学園)移籍加入選手:2人( P/15)ブリトニー・サバンティーズ(ケンタッキー大)(RF/13)荻原美也子(千葉英和→淑徳大→島根三洋(2年)→ペヤング(3年))※退団選手 今年の退団選手としては萩原瑠美が個人的には一番残念でならない。他の選手はそれなりに「そろそろかな」という予感はしていたが、萩原だけはノーマーク。残念を通り越して「お前何引退しとんねん!」とでも言いたくなるくらいだった。元Hondaの大橋美奈、元YKKの岡部智秋など、何故か好きな選手が太田市立商出身だったが、この萩原も同じ高校出身選手だった。とにかくリラックスするためだろうが打席ではいつもふにゃふにゃしてた。しかも緊迫した場面ほどふにゃふにゃになるので、見ているこっちもふにゃふにゃになりそうだった(笑)。走攻守にセンスがあったし、とにかく捉えた時の打球の速さが一級品。ほんと、引退するならせめて最終節前には教えてほしかった…。 村井美保は1年目に野手の新人賞を獲った選手だが、いやあの時はライバルが皆無でほんとラッキーだった。ただやっぱり賞を獲った後は自覚が出るもので、2年目は成績を落としたが3年目、4年目とレギュラーでサードを守りながら打つ方でも貢献できた。何より若手やコンバートの多い戸田中の内野陣で、村井が三塁を守っているだけで安心感があった。 東福仁美は実は個人的には非常に思い入れの強い選手。昔Twitterとやらをやってみるかと思い、適当に始めてみて適当にソフトボールで検索したらつぶやきが引っかかってきたのがこの東福だった。ひとまずフォローしていろいろ慣れようとしたのだが、すぐに飽きてしまい、結局僕のTwitterは東福をフォローしただけでストップしてしまっている(笑)あと埼玉の川口大会の時に、なんと試合直前なのに東福が私服でスタンドにいるもんだから「何やってるんだ!?もうすぐ試合じゃないの??っていうか引退したんか?」と思ったが後で聞いたら双子の姉妹だった。で長くなり次いでに書くと、実はこの東福、4年間で半数以上、ここ2年間はほぼ全試合に出場しながら「守備機会ゼロ、打席数ゼロ」という完全な代走のスペシャリストで、こういう選手も実は初なんじゃないかと思うが、そこはいつか調べてまとめてみたい。東福ついでに言うと、京都にいた頃は毎年大晦日には東福寺に行って除夜の鐘をついていたし、今みたいに観光客多くなかったから暇な時は東福寺に行ってのんびり本読んだりゴロゴロしたりしてた。東福ネタは以上です、編集長(笑) その他引退した3人、内田秋音、岩嵜楓、白畑千尋は全員身長160cm前後の思い切りの良いスイングをする左打者。タイプ的にはみんな似てたはず。みんなそれぞれ一時期代打の切り札みたいになりかけてはいたんだが、も少しチャンスを与えられてもよかったのになあと思う。※新人選手 さていっぱい引退していっぱい入ったので、また今年の戸田中も選手を把握するのが大変。 そんな中でやっぱり荻原美也子には、最後の島根三洋生え抜き選手としてどこまでも頑張ってもらわなければ…。【SGホールディングスグループ】退団選手:4人( C/14)小林香月(2年)(IF/25)永渕舞(4年)( P/17)関根有希(5年)( C/15)野添由加(5年)(SS/ 6)森田歩(5年)(CF/28)松下美稀(5年)新人選手:2人( C/ 4)森田紀代美(日出→山梨学院大)(LF/ 1)田中瑠璃(福岡大付属若葉→園田学園女子大)※退団選手 開幕直前になって飛び込んできたのが森田歩と松下美稀というレギュラークラスの同級生二人の突然の退団。何があったかはだいたい想像出来るが、しかし退団という結論に至るのが早すぎじゃないのだろうか。双方少し頭を冷やすとか。とにかく良い選手たちだっただけにもったいない。どこか佐川グループの支社で続けてくれたら絶対に応援に行くのだけど。 一時期は山科真里奈を抑えて正捕手になりかけたこともあったのが野添由加。ただ引退してチームは離れるが地元鹿児島に帰って名門のクラブチームALSOK(元森整骨院)でソフトボールを続けるようなので、こちらは確実にクラブ選手権でプレーを見られる。 永渕舞はここ数年代走の一番手だった選手。小林香月は創志出身だっただけにもう少し成長を見てみたかった。関根有希は1年目から登板機会が多く、信長が引退した4年目は投球回数44回とカーヤ・パーナビーに次ぐ役割の投手だった。※新人選手 新人はすぐにでも使える大卒選手、森田紀代美と田中瑠璃の二人。と思っていたが、実は1節まで終わっても田中が代走で出ただけでほとんど使ってくれない。もっとチャンスを!(笑)【伊予銀行】退団選手:4人(IF/ 2)北野まき(1年)(RF/24)中村茉耶(2年)( P/17)尾崎由季(4年)(2B/ 7)小高亜実(4年)新人選手:5人( C/15)二宮はな(京都西山→園田学園女子大)(2B/ 4)土居文香(神戸野田→立命館大)(OF/ 2)樋口菜美(徳島商→園田学園女子大)(OF/11)照喜名真李(知念→IPU環太平洋大)(OF/23)麻生佳奈代(三潴)※退団選手 いやーまさか北野まきが1年目だけで引退するとは。結局あの大分大会最終節で織機の栗田から打ったホームランが最後の打席になってしまった。もう満足したのかな(笑) 小高亜実は自分の知り合いの平塚商時代の同級生なので昔から名前を聞いてきたせいか、何か10年選手のような印象があったが、振り返るとたった4年間の実業団人生だった。内野もいろいろ守れる上に捕手で出たこともあったはず。器用な選手だったのだが、やはり怪我には勝てなかった。 さて成績的に見ると何の特筆するものはないのだが、何故か伊予銀で気になって仕方がなかったのが中村茉耶と尾崎由季の二人。小高とは正反対のあまり器用そうではない選手たちで、もらったチャンスを自ら潰してしまうことも多々ありながらも、しかし見るからにまじめで辛抱強いタイプで応援せずにはいられない何かがあった。そんな中村は愛媛代表でベスト4に入った長崎国体に選ばれたのが嬉しかった。本番では「よししっかりここは送ってくれよ!」てな場面でバント出来ずに秋元監督が葬式の帰りみたいな顔になりかけてたりもしたが、今となってはあれも良い思い出(笑) 尾崎は投手をやっている1、2年目の時は顔、体型、髪型全てが織機の栗田にそっくりで一部で話題になっていた選手。その後3年目は代走で3試合、そして4年目は打者転向して、秋元監督が一瞬だけ期待して代打の切り札的な使い方をしてくれたのも嬉しかった。最後の年の足利大会の織機戦では最終回に唯一のヒットも打てたのだが、たまたま足を運べなかった試合。いや見たかったなあ…。※新人選手 大卒の新人選手はもう開幕節から大きな仕事をしている樋口菜美をはじめて最初から使えそうな選手ばかり。層が厚くなると今度は逆にどう使うかで監督が頭を悩ませることになりそう。ここからが秋元監督の腕の見せ所。【NECプラットフォームズ】退団選手:3人( P/11)豊永優(1年)(IF/28)上村真世(3年)( C/12)中島はるな(4年)新人選手:6人( P/17)城戸真古(兵庫大付属須磨ノ浦)( P/18)大塲亜莉菜(木更津総合)( C/11)小嶺来未(知念→IPU環太平洋大)(IF/34)牧野樹(大阪信愛女学院→立命館大)(OF/ 5)増田マリア(木更津総合)(OF/16)荻野みなみ(千葉商→東京富士大)移籍加入選手:1人(CF/ 1)辻井晴名(星城→レオパレス21(1年)→ドリーム☆ワールド(6年))※退団選手 中島はるなは高卒で入って4年間、3年目の2014年まではベテランの井本琴美が正捕手にいて、1部に上がった昨年は新人で先輩の瀧下麻理に正捕手の座は渡しレギュラー捕手とはなれなかったが、個人的にはもう少し使っても良かったのになという気がしないでもなかった。ただ記念すべきNEC初の1部開幕戦ではこの中島が先発のマスクを被ったし、第10節のSG-HLD戦で7回に代打で決勝タイムリー二塁打を放ってエースの三木綾菜の初完封を導いたのもこの中島だった。 ジャンボこと豊永優も上村真世もともに大柄の選手。豊永は長崎の離島、壱岐出身でとにかく壱岐で行われた長崎国体に長崎代表で出られたのだから、もうそれだけでも十分良い思い出だろう。※新人選手 新人選手は何度か見たがまだ多すぎて把握不能。これからぼちぼち。城戸真古をメガネ外して見たら石井千春になんとなく似てることだけはとりあえず分かった(笑)【シオノギ製薬】退団選手:1人(1B/21)小松沙奈江(年)新人選手:3人(IF/18)香山紗貴子(兵庫大付属須磨ノ浦→中京大)(OF/ 1)大西朱音(伊勢学園→東海学園大)( P/17)奥野初音(神戸野田)新人選手:1人( P/ 9)重藤恵理佳(厚木商→日本体育大→デンソー(6年))※退団選手 今年の退団選手はごく一人熱狂的なファンがいた小松沙奈江だけ。伊予銀行の尾崎、中村と同じく、この選手も無性に応援したくなるタイプ。ある父兄の方に聞いたのだが、色白の細身でジャニーズ好きという外見や趣味とは全く裏腹で、実は芯がとてもしっかりしていてガッツがある選手だったらしい。自分でもそんなに戦力的に貢献出来ていないことは分かっていながらも、「チームのためになることなら何でもやって、出来るだけこのシオノギで長くソフトボールを続けたい」という気持ちだったらしい。そういう一生懸命さや必死な姿勢、献身的な気持ちがむしろチームにとっては一番大事なのではないだろうか。その証拠が、大して活躍もできなかった小松が7年間もチームに在籍できた理由のような気がする。やはり間違いなく、小松はずっと「チームに必要な戦力」だったのだろう。※新人選手 新人は高卒の投手一人と大卒選手二人。今年は愛知の大学生が二人と以外だが、地元出身選手もちゃんと二人入っている。 で、やっぱり極めつけは重藤恵理佳でしょう。さすがにこの移籍はびっくりしたが、あのシオノギが中途採用で獲るくらいだから、よほど双方に頑張った結果の移籍のような気がする。 全然関係ないけど、昨年の暮れに尼崎のお好み焼き屋で飲んで酔っ払っている時にこの重藤が監督、コーチら数人と店に入ってきて話しかけたのを覚えている。話しかけたと言うか酔っ払って絡んだというか。もちろん「話しかけた」のは覚えているが、「話した中身」はまるで覚えていない。次に気がついたら新幹線に乗って家に帰ってリビングで寝ている状態だった。人間なんとか帰れるもんだなと我ながら感心した。これをいわゆる帰巣本能という(以上余談、笑)。
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【BS11、ビックカメラって、ソフトボール界で一体何様っすか???】
【注意】本ブログはソフトボールを愛する一人のファンとしての全くの個人によるブログです。どのチームとも直接的な関係は全くありません。読んでもらえばわかるように、特に一チームの応援、広報を担っているわけではありませんから。 一部勘違いした人、団体が、ある会社に苦情電話をしているようですが、そのような行為は完全な「業務妨害」「嫌がらせ行為」に当たりますのでご注意ください。自由な言論を圧力や嫌がらせで封殺しようとするなんて、とてもマスコミが行う行為とは思えません。 私も人間ですので、思い間違いや勘違いで書いていることがあるのも事実です。その場合はここで反論してくだされば対応します。 良識ある社会人としての対応を望みます。 それと一つ言っておきます。こんなことこっちだって書きたくないですよ!こんなこと今までありえなかったですからね。 書かれたくなかったらどうしたらいいか知ってますか?こんなことしなきゃいいんですよ…<ここからは短編小説になります> いやほんとびっくりした。 この記事に対して、ウソでも「マスコミ」と名のつくような立場の団体が、まさか無関係な会社にまでクレーム入れて嫌がらせして個人の言論封殺しようとするとは…。 あなたたちは「腐ってもマスコミ」、じゃないんですか???それとももはや「腐ったマスゴミ」ですか? 会社にクレームつけて言論封殺しようとするとか、何事ですか??そんなん、マスコミ、メディア、ジャーナリストのはしくれとして、やっちゃいかんでしょうに…。 情けない なんか昨日の判定でヒートアップしすぎて不満が爆発してしまいましたが、実はその前段階としてこういうことがあったんです。 実際の話だしもう公にした方がいいと思うので書きます。 まずはこれを見ていただきたい。<関係者?ってそもそも何の関係者だ?BS11関係者なら堂々と「BS11関係者以外立入禁止」って書いたらどうなんだ?><バックネット真裏の10席x5列で計50席分が規制対象><白の矢印のところに規制線の虎ロープが2本><その範囲を示す> 2016年5月7日の土曜日。 第一試合前に会場入りした時点で、バックネットの真裏50席分が虎ロープで仕切られ、「関係者以外立入禁止」の貼り紙。 なんだこれは??と意味が分からず無視して座っていた知り合いに対し、運営側の東京都ソフトボール協会の係員が飛んできて「ここはBS11が買い取って確保した席だから今すぐ出なさい」…。 はあ!?なんですかそれ?この日は一日中BS11がバックネット裏は全部占拠で関係者以外は入るなって????(ちなみに一応書いておくが、BS11はビックカメラの連結子会社なのでまあビックカメラと同じグループ会社みたいなもん) その日に試合を行う6チームのうちの一つの関係会社が、お金出したかどうかは知らんが、バックネット裏の一番いいところを一日中規制線張って占拠するって?? そもそもリーグの会場に指定席なんかないだろ(笑) なのに1日に6チームによる3試合が行われるのに、うち1試合をBS中継するというだけの理由で、一日中バックネット裏を全部占拠するんですよ? なんですかこれは???呆れてものが言えない。 こんなの長年ソフトボール観戦してきたけど見たことも聞いたこともない。 そもそもこのビックカメラという会社は、ルネサスエレクトロニクスからチームを譲渡されて昨年からソフトボール界に関わってきた新参中の新参会社。70年近くソフトボールチームを持ってきたトヨタ自動車やシオノギ製薬が粛々と運営に協力してソフトボールリーグに参加しているのに、1年ちょっとの会社がこの振る舞いとは…。 完全に勘違いしてしまってるわこれ。日本のソフトボール界は宇津木と上野率いる我がビックカメラが中心で回っている、俺らの言うことはなんでも通る、ビックカメラ高崎がなければそもそもソフトボールは存在しない、それくらいの思い上がりに完全に浸っていそう。じゃなきゃ、こんな横暴考えつきもしない。 この日も第一試合でデンソーと誘電が延長10回の名勝負を繰り広げているまさにそのクライマックスに、次の試合のカメラテストで目の前の試合知らんぷりだったり、そしてこのバックネット裏占拠なんかも見てわかるように、この会社がソフトボール界に対する愛情や使命感がかなり欠如しているのは疑いようがない。 じゃなければ、あんな朝早く開門前から並んでバックネット裏に座った熱心なファンをビックカメラには無関係な第一試合から排除したりするわけがない。 ただ自分はそれを責めているんじゃない。 ビックカメラみたいな会社がソフトボールに関わってきてしまったのはソフトボール界の不幸ではあるが、あの会社も自分らの利益につながるためにソフトボールを利用しているんだからそれは割り切るしかない。 問題なのは、そんなビックカメラ(BS11)の「ネット裏50席を占拠したい」という申し出を受け入れて規制線を張って関係者以外を排除している東京都ソフトボール協会にある。 よくよく考えてもらいたい。 一番投手の球筋が見え、試合全体を見渡せるバックネット裏を、参加6チームのうちの1チームの関連会社(BS11)に占拠させることを許可しているばかりか、規制線を張って中に入った関係者以外を排除する役割を積極的に行っているんですよ、東京都ソフトボール協会は。 これは明らかに「東京都ソフトボール協会によるビックカメラへの利益供与」じゃないんですか? じゃあもしSGHの関係者が10万円だして50席買うからって言ったら、規制線張ってくれるんですかね??? トヨタ自動車の役員がビックカメラ側の応援席全席買って無観客にしてくれって依頼したらしてくれますかね?? これはほんと「大問題」ですよ。 事の本質を考えてほしい。これは絶対にやっちゃイカン… 大会を運営する東京都のソフトボール協会が、試合を行うビックカメラ高崎の連結子会社の利益になり、かつ他チーム関係者や一般ファンの不利益にしかならない行為に加担してるんですよ? これを大問題としてとらえ、こんな横暴を二度と許さないようビックカメラに制裁を科すくらいでなければ、日本のソフトボール協会は本当に腐っているとしか思えない。 そんな依頼があっても、 「バックネット裏占拠??そんなことできるわがないだろ!そんな話何十年も聞いたことがないわ。あそこはいろんなチームの関係者や、何よりも朝早くからきて並んだ熱心なソフトボールファンが座る場所だよ!思いあがるのもいいかげんにしろ!」 さらに「そもそもな、地上波テレビでも見る人おらんのにBS11とか誰が見るねん。俺は吉田類派なんだよよ!大田和彦みたいな店の大将に対する上から目線の居酒屋めぐりとか、あんなん見てたら美味い酒もまずくなるわ!」 くらい言ったらどうなんだ???これ以外の回答があるか?? 最後はだいぶん余分か(笑) しかし冗談抜きでホントこれは看過してはいけない問題だと思う。 東京都ソフトボール協会(大田区)としてリーグの開催が初で慣れない不手際があったかもしれないが、それにしても今回のリーグの運営はグダグダ過ぎてひどかった。 もちろんただ慣れていないだけなら誰も責めないが、BS11の座席占拠だけは前代未聞で認めたりとか、意味不明なことが多すぎた。 今年の決勝トーナメントが東京の神宮球場で行われるが、ほんと運営が大丈夫だろうかとか、癒着の度が増さないだろうかと心配で仕方がない。 さて最後に、その多すぎた不手際の極めつけがこれ。 ほんとうに運営側にソフトボール関係者いたんですか???…(笑)
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【2016年日本リーグ第一節東京大会①:デンソー v.s. 太陽誘電~好チーム同士のぶつかり合いは予想通りの延長戦。最後は太陽誘電の我慢勝ち】
※だいぶん遅くなりましたが、【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~1部リーグ・その1(BC高崎、トヨタ、織機、Honda、デンソー、日立)】【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~1部リーグ・その2(誘電,SGH,戸田中,伊予銀,NEC,シオノギ)】をアップしました。 結構しんどかったので、読んでくれると嬉しいです(笑)デンソー 101 0000 010…3-7-0
太陽誘電 100 1000 011…4-4-0
デンソー:J・トレイナ、●山口美紀- J・エドワーズ、竹林綾香太陽誘電:○藤田倭-佐藤みなみ(本):(三):(二):【テーブルスコア】【戦評】 互いに細かい攻撃がしっかり出来る両チームなので、こういう接戦になるのは予想できた。ただ最後はちょっとだけ太陽誘電に運があったか。 個人的にさすが誘電と感心したのが延長9回裏、1点ビハインドを同点に追いついた場面。 1死三塁で打席は山城。簡単に2球でツーストライクに追い込まれ、ボール二つで2-2になった直後に三塁走者とヒットエンドラン。守る方も見ている方も、空振りした時点で試合が終わるあの場面でのエンドランは全く予想してなかったはず。山路監督があのカウントで突然エンドランを閃いたのか、エンドラン出来るカウントを我慢して待っていたのかはわからないが、見事な采配。もちろん、あの場面でちゃんと転がせる打者を育てているからこそできる作戦なのだが(織機も見習いたい…)。 一方、デンソーも同じように10回1死三塁打者山根の場面でツーストライクから二度エンドランをかけたがこちらはファール。ただあの場面は山根を責めるんじゃなく、前に打球を飛ばさせなかった藤田の投球の勝ち。 負けたデンソーは狩野の一発で先制すると、誘電を上回るヒット7本を放ったが、良い当たりが何度も併殺になるなど不運がたたった。 ただ少し釈然としないのが、ジャクリンのイリーガルピッチで初回に1点を与え同点にさえれてしまった場面。ビデオで確認しても、セットではある程度制止しているように見え、明らかに止まっていないと言えるほどでもないのだが、まあ審判の判断だから仕方がないが。 何にせよ、イリーガルピッチ連発で点が入ったりすると、なんだか試合の価値が下がるようで見ていて興ざめしてしまう。試合時間もやたらと長くなる一方だし、どうにかならんのですかね…【先攻:デンソー~先発メンバーと交代選手】
1(8):増山由梨
2(3):狩野香寿美
3(7):田中真紀子
4(2):ジェイソン・エドワーズ→(走)巽麗菜→(再)エドワーズ→(OPO)エドワーズ→(走)山澤葵
5(9):江口未来子
6(5):川畑瞳
7(2):竹林綾香
8(6):山根すずか→(打)松木瑛里
9(4):野木あや→(打)安藤千恵→(再)野木あや
FP(1):ジャクリン・トレイナ→(1)山口美紀【後攻:太陽誘電~先発メンバーと交代選手】
1(7):原田のどか
2(9):岡本由香
3(8):河野美里
4(1):藤田倭→(走)石濱真実→(再/1)藤田倭
5(2):佐藤みなみ
6(6):大塚枝里香
7(D):尾﨑望良→(走)山城みな→(再/D)尾﨑望良→(打/4)山城みな
8(5):山本晴香→(打)小山友香→(5)山本晴香
9(3):丸本里佳
FP(4):山城みな→(FP解除)
【試合経過】【1回表:デンソー~1点】増山:見逃し三振狩野:左中間本塁打田中:四球エドワーズ:二ゴロ(守備妨害) ※一時的走者に田中 ※田中が離塁アウト【1回裏:太陽誘電~1点】原田:左前打岡本:遊ゴロ(バスターで走者二塁)河野:中飛(タッチアップで走者三塁) ※不正投球で三塁走者生還。2秒制止ルール違反だが、実際は1.9秒くらい。かなり微妙藤田:四球佐藤:見逃し三振【2回表:デンソー~0点】江口:投直川畑:二ゴロ竹林:二半直【2回裏:太陽誘電~0点】大塚:左飛尾﨑:死球 ※代走に山城山本:二ゴロ併殺【3回表:デンソー~1点】山根:投ゴロ内安(藤田が一塁に高投するも記録はヒット) ※野木の場面でイリーガルピッチで走者二塁野木:投犠打(三塁)増山:左中間適時二塁打狩野:一半直・併殺(あの増山が珍しく飛び出し)【3回裏:太陽誘電~0点】丸本:二飛原田:右飛岡本:四球河野:中飛(大)
【4回表:デンソー~0点】田中:左直エドワーズ:三遊間左前打 ※代走に巽江口:投直併殺(エンドランがかかっていた)
**:【4回裏:太陽誘電~1点】藤田:中前打 ※代走に石濱 ※パスボールで石濱は二塁へ佐藤:一犠打(三塁)大塚:中犠飛尾﨑:遊飛【5回表:デンソー~0点】川畑:セフティバント・三ゴロ(山本好プレー)竹林:遊ゴロ山根:二ゴロ【5回裏:太陽誘電~0点】山本:中飛丸本:二飛原田:投ゴロ(止めたバット)【6回表:デンソー~0点】
(打)安藤:中前打増山:左飛(スラップ) ※狩野の時に安藤が二盗狩野:一ゴロ(三塁)田中:見逃し三振(外角いっぱい)【6回裏:太陽誘電~0点】岡本:三遊間左前打河野:遊ゴロ併殺藤田:四球(ストレート)佐藤:空振り三振【7回表:デンソー~0点】エドワーズ:中飛江口:中直川畑:二ゴロ【7回裏:太陽誘電~0点】大塚:遊ゴロ尾﨑:投ゴロ
(打)小山:死球丸本:一直【8回表:デンソー~0点】 ※二塁走者に田中竹林:中前打(バスター) ※竹林二盗で二三塁
(打)松木:一ゴロ(後ずさりアウト)野木:一ゴロ ※サインミスで三走の田中がスタートし野木が見逃すも間一髪三塁に戻る増山:故意四球狩野:空振り三振【8回裏:太陽誘電~0点】 ※二走に丸本原田:故意四球岡本:三ゴロ(叩きつけて走者二三塁)河野:死球藤田:遊飛佐藤:右直(良い当たりも正面)【9回表:デンソー~1点】 ※二塁走者に狩野田中:一前犠打(三塁)エドワーズ:中前適時打 ※一塁代走に山澤江口:遊ゴロ二封 ※江口が二盗川畑:空振り三振【9回裏:太陽誘電~1点】 ※二走に佐藤大塚:三犠打山城:投ゴロ・野選(一塁)山本:三犠打丸本:遊飛【10回表:デンソー~0点】 ※二塁走者に川畑竹林:三犠打山根:一ゴロ ※2ストライクからエンドランも2球ファール野木:右直(良い当たりも正面)【10回裏:太陽誘電~1点】 ※二塁走者に丸本原田:投犠打岡本:中飛 ※タッチアップ行けるかと思ったが、丸本がスタートが早すぎたと思ったか途中で戻る。 ※走ったらホームセーフになりそうだったが、離塁が早くアピールアウトになったかも。戻ったのは賢明な判断。河野:右越サヨナラ適時二塁打【試合終了】
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【2016年日本リーグ第一節東京大会②:織機 v.s. BC高崎~ビックカメラが数少ないチャンスを効果的に生かし快勝。織機は3回1点差に迫るも、追いつけなかったのが痛かった】
【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~2部リーグ・アドバンスセクション(花王,北九州,NSK,平金,厚木,甲賀)】【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~2部リーグ・ホープセクション(ミナモ,理化,大和,靜甲,ドリーム,ウェルネス,YKK)】【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~1部リーグ・その1(BC高崎、トヨタ、織機、Honda、デンソー、日立)】【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~1部リーグ・その2(誘電,SGH,戸田中,伊予銀,NEC,シオノギ)】豊田織機 002 0000…2-4-0
BC高崎 300 030x…6-3-0
豊田自動織機:-ビックカメラ高崎:-(本):森さやか(ビ)(三):(二):【テーブルスコア】【戦評】 BC打線をヒット3本に抑えながら6失点で4点差負け。「あの判定」がなければ少なくとも1点差負けだっただけに、織機には悔やんでも悔やみきれない試合になってしまった。あの判定がこの試合の織機の反撃の勢いを完全に止めたのは間違いないが、今年の勢いまで止められてしまったような嫌な予感。取り越し苦労で終わることを祈りたい。 とはいえ、逆の立場から見ると、実質2安打で6点を取ったBC打線も見事。そこには全てリケッツ特有の「一時的なコントロールの乱れ」が絡んでいるわけだが、そうやってもらったチャンスを一発で仕留めるのだから、これはもうさすがと言わざるを得ない。初回の四死球後の森のホームランなんか見事だったし、そこまで押さえられていた大工谷の打球も、終盤のああいう場面ではなぜか必ずヒットコースに飛んで行く。ボールにリモートコントローラーが仕掛けられていないか調べた方が良いかもしれない(笑) 負けた方の織機も3点を追う3回表の攻撃はお見事。髙坂、舛田が転がして、横野がきっちりタイムリー。重盗も絡めて1点差に迫り、さあ同点!というところで追いつき切れなかったのが結局敗因となった。あそこは絶対に追いついておかないといけない場面だった、1死二三塁で3番、4番が普通に打って凡退。上野相手のあの場面は、クリーンナップと言えど、ベンチの作戦で何か奇襲をしかけてほしかった。結局織機は今年も細かいプレーができないままシーズンに入ってしまったか。 ただもう一つ忘れずに書いておきたいが、上野を間接的に降板に追い込んだ4回の佐藤の打席は素晴らしかった。上野の投球にくらいつき、10球以上ファールで粘ったんじゃないだろうか。最後はショートゴロに終わったが見ていて感動するくらい素晴らしい粘りだった。ああいうのあると、普通は勝つんだがなあ…。【先攻:豊田自動織機~先発メンバーと交代選手】
1(9):横野涼
2(2):洲鎌夏子
3(4):中森菜摘
4(7):国吉早乃花
5(1):ケイラニ・リケッツ→(1)海部栞菜→(1)栗田美穂→(打)山科麻由佳
6(D):ケイリン・キャスティーヨ
7(3):佐藤光紗→(走)神田結美→(再)佐藤光紗
8(6):髙坂香月
9(8):舛田妃美子
FP(5):下山実咲【後攻:ビックカメラ高崎~先発メンバーと交代選手】
1(5):山本優
2(4):市口侑果
3(8):大工谷真波
4(7):メーガン・ウィギンズ
5(D):森さやか
6(3):内藤実穂(打)降矢香→(走)柳井春菜→(再)内藤実穂
7(6):糟谷舞乃(走)楢崎伶奈→(再)糟谷舞乃
8(2):我妻遥香→(打)中西舞衣→(再)我妻遥香
9(9):石野江里佳→(9)小松美樹
FP(1):上野由岐子→(1)濱村ゆかり【試合経過】<>【1回表:豊田自動織機~0点】横野:空振り三振洲鎌:二ゴロ中森:遊ゴロ【1回裏:ビックカメラ高崎~0点】山本:空振り三振市口:四球大工谷:一犠打ウィギンズ:死球森:左越え3点本塁打内藤:一飛【2回表:豊田自動織機~0点】国吉:空振り三振リケッツ:遊ゴロキャスティーヨ:二ゴロ【2回裏:ビックカメラ高崎~0点】糟谷:四球 ※我妻の時に一走糟谷が牽制死。絶妙のピックオフプレーで、捕手に入った洲鎌から見事な送球我妻:空振り三振石野:空振り三振【3回表:豊田自動織機~0点】佐藤:中前打**
※代走に神田髙坂:三内安(スラップで三遊間へ。捕った山本が転ぶ)舛田:遊ゴロ(二三塁)横野:中前適時打(一三塁に) 一塁走者の横野が二盗、我妻が二塁に普通に送球してセーフ。三走の髙坂が難なく本盗で生還洲鎌:右前打 ※ここはホームに突っ込ませて欲しかった…。中森:遊ゴロ国吉:遊ゴロ ※2点は返したが、絶好の同点機を逸す【3回裏:ビックカメラ高崎~0点】山本:空振り三振市口:遊ゴロ大工谷:遊ゴロ【4回表:豊田自動織機~0点】リケッツ:左邪飛キャスティーヨ:空振り三振佐藤:遊ゴロ ※佐藤はファールを15球くらい放つ見事な粘り【4回裏:ビックカメラ高崎~0点】ウィギンズ:左飛森:空振り三振内藤:左直
**:【5回表:豊田自動織機~0点】 ※BC高崎はライトに小松髙坂:遊ゴロ ※舛田の打席で、上野が突然ベンチにひっ込む(ちゃんとタイムかけてから行ったか??) ※どうも人工芝のサークル部分がはがれてそこに足が引っ掛かって負傷した様子。数分治療の時間を取ったが、結局交代 ※投手に濱村舛田:一ゴロ横野:空振り三振【5回裏:ビックカメラ高崎~3点】糟谷:四球我妻:空振り三振小松:二内安 ※これが問題の判定。タイミング的にはかなり余裕を持ってのアウトなのは確実 ※ただ正面の緩い打球をセカンドの中森がゆっくり出てきて軽く処理。このプレーを見て塁審が「そのプレーではセーフになる」と判断してして「奇をてらった判定」をしてしまったように思える。 ※どちらにせよタイミングは余裕でアウトで、さすがに丹下監督が怒って抗議するも後の祭り ※この日はこの一つのプレーで試合が決まった ※三塁走者に楢崎山本:右犠飛 ※本来ならここでチェンジ、無得点…市口:四球 ※市口二盗で二三塁大工谷:左前2点適時打(ワンバウンドで三塁の頭を超える) ※織機は投手交代で海部ウィギンズ:四球森:遊ゴロ【6回表:豊田自動織機~0点】洲鎌:遊ゴロ中森:三ゴロ国吉:左邪飛【6回裏:ビックカメラ高崎~0点】
(打)降矢:四球 ※代走に柳井 ※織機は投手に栗田 ※イリーガルピッチで柳井は三塁へ糟谷:三犠打
(打)中西:四球 ※中西二盗で二三塁小松:(エンドラン空振りで三走アウト)空振り三振【7回表:豊田自動織機~0点】
(打)山科:一邪飛キャスティーヨ:投ゴロ佐藤:遊ゴロ【試合終了】
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【2016年1部第1節大田大会第2試合~審判が勝手に試合を左右してしまう試合】
【追記】 すみませんちょっと興奮してました(笑) しかし冷静に考えてみると、一塁塁審が打者走者の延長線上に立ってちゃ、まして走者がヘッドスライディングしてきたら、そもそもベースにいつ手が届いたかを正確に判定することなんて不可能じゃないですか? 横から見てたら余裕でベースに届いていないのに、あれがセーフに見えるのは審判の立ち位置にもかなり問題があるとしか思えない。 だからこういうことが何度も何度も繰り返される。 2016年1部第1節 ビックカメラ高崎v.s.豊田自動織機は、一人の塁審のとんでもない誤審で試合がぶちこわしになった。 いやもうこんなの何回見せられるんだか、もう勘弁してほしい。 試合は初回にビックカメラが3点を取るも、織機が上野を攻めて2点を返し、さらに上野が負傷退場して織機がこれから反撃!という場面。 ビックカメラの小松が打った平凡なセカンドゴロが一塁でド楽勝でアウトになった場面を、なんと一塁塁審の庄司氏が自信満々に「セーフ!」の判定…<これが自信満々のセーフ判定…。以前トヨタ大会での力武氏の判定もあったが、もう正直一塁の判定は機械に判定にした方がいいかも知れない。こんなん何度も見せられたら、もうソフトボールマジメに見る気なくす>(日本ソフトボール協会の配信動画のキャプチャー画像より) 織機の選手だけじゃなく、打者走者の小松自身もアウトと思ってベンチに帰りかけているのに、一塁塁審だけが「セーフ」…。 現場で見ていた感想とすれば、何をどうひっくり返してもセーフには見えない。なんとかビックカメラに勝たせようと思っていない限りはアウトにしか見えようがない…。 ただ実はこの塁審、とにかくジェスチャーが大きい。 普通のアウトを全身使って「あうとおおおおおお!!!!!!!」みたいな大袈裟なジェスチャー。 こういう審判にありがちなのが「お前ら安易なちゃらいプレーでアウトになると思うなよ。俺からすればセーフだ」みたいな奇をてらった独りよがりな判定をしてしまいがちなこと。 それがまさに今日出た。 試合の流れとしては織機が押せ押せで、これから逆転に向かっている場面で、あんな信じられない判定でアウトをセーフにされてしまったせいで、結局織機はわずか3安打(実質2安打)で6点も奪われて完敗してしまった。審判に言いたい。大袈裟なアウトのジェスチャーとか誰も求めていない。普通の判定をしてくれ。あんなのがセーフに見えるなら、もうグランドに立っってほしくない…
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ソフトボール出身、大嶋匠ついに初安打!
2016年5月31日、ヤクルト戦で日本ハムの大嶋が遂に一軍で初安打を放ちました。しかも長打(二塁打)です。大嶋といえば、「ソフト君」という相性の方がピンとくる方もいるかもしれません。早稲田大学から史上初のソフトボール出身で入団した大嶋は当時、大きな注目を集めました。紅白戦でいきなりホームランを放ち、オープン戦でもホームラン。「このまま開幕一軍か!?」という声も上がりましたがさすがにプロは甘くはありません。徐々に調子を落とし、開幕は二軍となってしまいました。そしてその後は二軍でも打率2割程度と成績は芳しくなく、マスコミに取り上げられることも少なくなりました。世間では諦めにも近い見方が広がっていましたが、私は密かに驚いていました。「二軍で打率2割」見方を変えればこれは凄いことです。野球をやったことがある方ならわかると思いますが、素人では130キロを超える球には当てることも難しいはず。それを大嶋は野球を始めてわずか一年後には二軍とはいえ、プロ野球でそこそこ打てるレベルにはなってきたのです。それから私は同じ大学のOBということもあって、逐一大嶋のイースタンリーグでの成績をチェックするようになりました。そして3年目にはシーズン最終戦で一軍初出場。結果は三振でしたが、徐々に成長を見せていました。しかし4年目の昨季は1軍出場なしに終わり、野球を始めてわずか4年とは大嶋も26歳。結果が求められる年齢だけに、相当な危機感があったこととも思います。そんな中で放った5年目での初安打。わずか1本ですが、他スポーツからの転身者がプロ野球界に残した大きな足跡と思います。この日は楽天のオコエ(関東第一)の初安打や中日小笠原(東海大相模)の初登板もあり、大嶋の初安打は大きな記事にはなりませんでしたが、私の中では大ニュースでした。むしろ強豪校に入学できなかったり、伸び悩んで野球を諦めようとしている子には、大嶋の活躍は励みになるはず。今後もっと活躍して、積極的に記事にして頂きたいです。大嶋は今後、一塁では中田、DHでは大谷という高い壁が立ちはだかる為、代打中心に結果を出すことを求められるとは思いますが、一層の活躍を期待したいです。
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【2016年世界選手権決勝戦】
米国 400 3000…7-9-1
日本 100 1100…3-8-0
(アメリカ):A. カルダ,○J・ムーア,J・トレイナ,D・グーリー - A.ムンロー
(日本):●濱村ゆかり,藤田倭 - 我妻悠香,佐藤みなみ
(本):H・マクレーニー,M・ムルトリー(米),河野美里、坂元令奈(日)
(三):K・スチュワート(米)
(二):J・ジャクソン(米),山本優(日)【戦評】 結果的に点差は開いたけど、それにしても惜しい試合だった。スリーラン2本が痛すぎたのだが、特に初回のマクレニーのスリーラン。 解説の馬渕智子さんが「完璧に打たれたわけではないんですけど…」って3回くらい繰り返していたが、これを意訳すると「ライトの長﨑、あの打球は捕ってくれよ~~!」ってことだろう(笑) 高く上がった打球で、フェンスまで十分余裕があってバックしたけど、最後に反転ミスで打球を背にしてしまった。逆にフェンスを背にしていたら捕れていたはず。もちろんフェンスオーバーの打球だっただけに長﨑は責められないだろうが、もしライトが山田か河野だったら確実に捕っていたはず。長﨑は万人が認める天才打者だけど、山田、河野に追いつくには天才外野手にもならなければ。 しかし久々に見ていて楽しい日本代表チームだった。いろんな選手に出場機会があって、選手起用も柔軟で、誰か一人やどこか1チームに依存していないところに凄く好感が持てたが、これを「三連覇を逃して失敗だった」と評価されてしまうのを非常に危惧している。まあそのことに関しては別稿で。 ただそれ以外にも、この試合というか、この代表チームを個人的に評価したい理由はこの決勝戦にも詰まっていた。 1回表に4点も取られたら普通は「こらダメだな」と思うのだが、すぐその裏に1点を返し、2回にもチャンスで洲鎌夏子がセンター前ヒット。あれがホームセーフ判定になっていたらもっとわからない試合になっていただろうけど、残念ながら二塁からまわった市口侑果がホームタッチアウト。タッチされていないようにも見えたけど市口本人はどうなのだろうか。まあ仕方がないが、そんなふうにすぐに反撃できたりしたのも、簡単にアウトにならない打席が多かったのだが、そういうタイプの選手を揃えられたというのも大きいと思う。 その後も坂元令奈、河野美里にホームランが出たけど、結局ソロ2本とスリーラン2本の差が出てしまった形。ただ内容的にも十分優勝を狙える試合を最後までしたわけだから、3連覇逃したからって責任感じなくていい。胸を張って帰って来てほしい。 【先行:United States of America】
1(8):H. McCleney(0.143)
2(D):K. Stewart(.429)
3(7):J. Jackson(.667)
4(3):V. Arioto(.750)
5(4):A. Aguilar(.500)
6(9):. Moultrie(.000)
7(6):D. Spaulding(.200)
8(5):K. Cooper(.500)
9(2):A. Munro(.500)
FP(1):A. Carda
【後攻:日本】
1(3):N. Sugama(.333)
2(7):M. Kawano(.500)
3(8):E. Yamada(.375)
4(5):Y. Yamamoto(.300)
5(9):N. Nagasaki(.125)
6(4):H. Sakamoto(.200)
7(D):Y. Ichiguchi(.571)
8(6):M. Atsumi(.667)
9(1):F.Fujita→(2)H. Agatsuma(.000)→(1)Y.Fujita
FP(1)
※s=見逃しストライク,S=空振りストライク,F=ファウル,B=ボール【1回表:アメリカ~4点(投手・濱村ゆかり)】マクレーニー:(Bs)投ゴロスチュワート:(sB)左飛ジャクソン:(B)二塁打アリオト:(BBssB)四球アギュラー:適時打(一二塁に)ムルトリー:3点本塁打スポルディング:(sBsB)空振り三振【1回裏:日本~1点(投手・カルダ)】洲鎌:(BsFBFB)四球河野:(SS)セカンド犠打山田:適時打山本:(s)右飛長﨑:投直【2回表:アメリカ~0点(投手・濱村ゆかり)】クーパー:投ゴロムンロー:(sBBS)投ゴロマクレーニー:(B)左飛【2回裏:日本~1点(投手・カルダ)】坂元:(BsF)投飛市口:(sB)左安・左失(二進)渥美:(ss)空振り三振代打・又吉:(BS):死球洲鎌:(BBsBs)単打(市口がホームタッチアウト)【3回表:アメリカ~0点(投手・濱村ゆかり)】スチュワート:(ssBBFB)見逃し三振ジャクソン:(ss)投ゴロアリオト:(BBB) 子宮アギュラー(B)単打ムルトリー:(BssBB)空振り三振【3回裏:日本~0点(投手・ムーア)】 ※投手交代,カルダ→ムーア河野:単打山田:(BS)一ゴロ二封山本:(BBBsS)空振り三振長﨑:(BB)一ゴロ(3U)【4回表:アメリカ~3点(投手・濱村ゆかり、藤田倭)】スポルディング:(BSsF)単打クーパー:左邪飛(f7)ムンロー:(SBS)単打マクレーニー:(BB)3点本塁打 ※投手交代,濱村→藤田倭 ※捕手交代,我妻→佐藤みなみスチュアート:(SB)三塁打ジャクソン:(BSBFF)空振り三振【4回裏:日本~1点(投手・ムーア)】坂元:(sB)本塁打市口:二ゴロ渥美:(sFFFBB)二ゴロ藤田:三ゴロ【5回表:アメリカ~0点(投手・藤田倭)】アギュラー:(BFBFFB)四球ムルトリー:単打スポルディング:(BS):三ゴロ併殺(5-5-3)クーパー:(BFBs)空振り三振【5回裏:日本~1点(投手・トレイナ)】洲鎌:(SFBB)遊飛河野:(B)本塁打山田:左飛山本:(B)二塁打 ※暴投で山本三塁へ ※アメリカ投手交代,ムーア→ジャクリン・トレイナ長﨑:(BFBB)四球坂元:(B)二ゴロ【6回表:アメリカ~0点(投手・藤田倭)】ムンロー:(FBS)二ゴロマクレーニー:左飛スチュワート:(BFFB)死球ジャクソン:(FFFB)空振り三振【6回裏:日本~0点(投手・トレイナ,グーリー)】市口:(BSBFB)二飛渥美:(sBB)単打藤田:投飛 ※アメリカ投手交代,トレイナ→D・グーリー洲鎌:(BsFF)空振り三振【7回表:アメリカ~0点(投手・藤田倭)】アリオト:(BFBBsF)見逃し三振アギュラー:(SBBFB)見逃し三振ムルトリー:(BFFBB)空振り三進【7回裏:日本~0点(投手・ムーア)】河野:右飛山田:(BSBB)一ゴロ山本:(SBS)空振り三振
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速報版【2016 第56回全日本実業団女子ソフトボール選手権大会 ~ 1日目結果】
※B会場のレフト側下の道路沿いの植え込みに野生カノコユリが咲いています!(結構すごい)【第1試合-A~佐川グローバルロジスティック v.s. 日本精工】佐川GL 000 000…0
日本精工 012 032…8
(6回コールド)佐川グローバルロジスティック:●本堂恵久美、小原尚美、本堂恵久美-山本慧恵日本精工:○藤嶋涼菜、谷島花波-馬場未波(本)安井聖梨奈②(日)(三)(二)【テーブルスコア(後日)】【佐川グローバルロジスティック:先発メンバーと選手交代】
1(9):碇純香
2(8):富山千愛
3(4):石川すず
4(7):増田桃子
5(2):山本慧恵
6(3):大西舞
7(5):武蔵菜那
8(6):森山美穂
9(1):本堂恵久美→(1)小原尚美→(再)本堂恵久美【日本精工:先発メンバーと選手交代】
1(D):村井彩乃
2(8):中村白
3(4):杉山まれい
4(6):安井聖梨奈→(走)西岡彩乃→(再)安井聖梨奈
5(9):山岡未歩→(打)大満百央→(再)山岡未歩
6(3):重石華子→(打)平井真理子→(再)重石華子
7(7):高岡祐衣→(走/7)原野友紀
8(2):馬場未波
9(5):新美天理→(打/5)瀧中美緒
FP(1):藤嶋涼菜→(1)谷島花波【戦評】 日本精工が1点先制した後の3回、4番安井聖梨奈が左中間へ打った瞬間にわかるような完璧なツーランで3点差。 5回には2死二三塁から、代走からの途中出場で地元愛媛短大出身の原野友紀がレフトへ2点タイムリー。さらにエラーもあって1点を追加。 6回には先頭の代打須貝素美がヒットで出て1死二塁から、再び4番の安井がレフトへ豪快に放り込んで8点差が付きサヨナラコールド勝ちとなった。 佐川グローバルは4回までパーフェクトも5回に先頭の増田桃子が初ヒットで出塁。ただし大西桃子のサードゴロが併殺打になってしまい三者凡退。6回も代わった谷島に三人で抑えられてしまった。【第1試合-A~佐川急便中京 v.s. 佐川急便福岡】佐川中京 100 1000 0…2-8-1
佐川福岡 000 1010 1…3-5-0
(延長8回)佐川急便中京:松木あゆみ、●野村愉花-濱田夏希佐川急便福岡:土居玲穂、○外山美紀-木本もえ(本)(三)(二)【テーブルスコア(後日)】【佐川急便中部:先発メンバーと選手交代】
1(3):北林彩
2(9):長尾梓
3(5):村橋星海
4(4):米川美彩妃→(走)渡辺愛美→(再)米川美彩妃
5(7):小椋麻紀
6(6):西武當愛里
7(8):林葉月→(打)横田優梨花→(再)林葉月
8(6):服部美望
9(2):濱田夏希
FP(1):松木あゆみ→(1)野村愉花【佐川急便福岡:先発メンバーと選手交代】
1(6):矢野詩史
2(9):隅田朋子
3(D):外山美紀→(1)
4(8):立花佑希子
5(2):木本もえ
6(4):田中萌子
7(3):万年志穂→(打/3)矢野亜由美
8(5):山田絢音
9(7):北川愛梨→(打)三沢友美→(再)北川愛梨
FP(1)土居玲穂【戦評】 佐川中京が初回に米川のレフト前タイムリーで先制。4回に服部のレフト前タイムリーが出て2点目。 追う佐川福岡は4回に木本がライトにタイムリーを放って1点差、6回には佐川中国から移籍してきたグルグルバットの田中萌子にレフト前タイムリーが出てついに同点に。 延長8回表、中京は2死満塁と攻めるも期待の林が空振り三振。その裏、福岡は故意四球二つで満塁とした後、2死になったが最後は山田絢音が押し出しの四球を奪ってサヨナラ勝ち。 佐川中京は終始押し気味だったが、7回表の1死二三塁のチャンスにエンドラン失敗もあり勝ち越せなかったのが響いた。【第1試合-B~平林金属 v.s. 靜甲】平金 000 0020…2-6-0
靜甲 001 030x…4-7-0
平林金属:●岡崎栞菜、中村絢夏-外間光靜甲:○渡部恵里花、清水琴乃-佐藤友麻(本)(三)山崎奈美佳(靜)(二)外間光(平)、中尾萌(靜)【テーブルスコア(後日)】【平林金属:先発メンバーと選手交代】
1(7):福井実咲
2(4):嶋﨑桂
3(9):中村絢夏→(1)
4(6):呉屋知紀
5(5):岡田千波
6(2):外間光
7(8):西山遥→(打)佐藤倫
8(1):岡崎栞菜→(9)高下葉月
9(3):山本真優【靜甲:先発メンバーと選手交代】
1(8):山崎奈美佳
2(7):泉夏帆
3(6):野木利佳子
4(2):佐藤友麻
5(3):中尾萌
6(D):鹿目真実
7(4):麓みさき
8(5):白井奈保美
9(9):清水藍子
FP(1):渡部恵里花→(1)清水琴乃【戦評】 3回表、1死二三塁とまず先制のチャンスを作ったのは平金だったがここはエンドランを外されたのもあり無得点。その裏、靜甲が同じように1死三塁のチャンスを作ると、ここはきっちりエンドランを成功させて先制点。このあたりの細かい攻撃はやはり靜甲が一枚上手。 しかしその後は両投手が踏ん張り1-0のまま5回裏に。靜甲は先頭の9番清水がショートにタイミング微妙な内野安打で出ると、1番の山崎が完璧に右中間を破る三塁打で2点目。 ここで平金はライトを守っていた中村絢夏が登板。投手の岡崎に代わり高下がライトに入る。ただ場内アナウンスが「ライトに高下葉月さんが入ります」だけで、「岡崎栞菜選手に代わり」の部分がなかったため、球審がプレイを宣言せず、そのまま無為の時間が流れる。場内アナウンスも仕事終わったと思っているからそのままで、球審も何もアドバイスせずじっとしたまま。しばらくして、ようやく誰かが教えたのか「岡崎選手に代わりましてライトに高下選手が入ります」とアナウンスし、ようやく球審が「プレイ」を宣告し、リリーフの中村投手がようやく第一球を投げた途端に三塁塁審が「イリーガルピッチ!」と大声で指摘。言いたくて言いたくて仕方がなかった模様(笑) いやしかし笑いごとではなくて、結局このイリーガルによる3点目が決勝点になったのだからシャレんなんない。球審によって無駄に延々と待たされた挙句に狙いすまされてイリーガル取られるとか、こんなんイジメですよ。イジメ反対! それにしても今年はイリーガルピッチで試合がぶち壊されることが多すぎる。三塁に走者がいて、塁審のさじ加減のイリーガルピッチで1点入るとか馬鹿の極み。一体何のためのルールなのか全員一回考え直した方がいい。【第2試合-B~花王コスメ小田原 v.s. 佐川急便東京】花王 107 11…10-13-0
佐東 000 00…0-4-1
(5回コールド)花王コスメ小田原:○高橋悠衣、大森知香-本田菜緒子、中本夢佐川急便東京:●橋口麻弥、飯田理夏子-東野典子(本)佐々木百合香(花、走)(三)(二)大柴麗【テーブルスコア(後日)】【花王コスメ小田原:先発メンバーと選手交代】
1(D):佐々木百合香
2(8):川平典華→(打)柿崎萌乃→(再)
3(5):菊池咲絢→(打)奥夏希→(再)
4(6):大柴麗→(走)志村えりな→(再)
5(7):倉田実沙→(打/7)深江由樹
6(4):林舞美
7(5):人見夕希
8(9):金野朝美
9(2):本田菜緒子→(打)小此木美寿々→(再)本田菜緒→(2)中本夢
FP(1):高橋悠衣→(1)大森知香【佐川急便東京:先発メンバーと選手交代】
1(3):今枝可穂
2(4):宮崎結衣
3(2):東野典子
4(9):外岡羽織
5(8):小森真央
6(5):細谷かおり
7(9):保崎麻優
8(D):川島愛
9(6):鈴木菜摘
FP(1):橋口麻弥→(1)飯田理夏子【戦評】 佐川急便東京というのは昔の佐川急便関東でたぶん佐川グループの中でも最古参のはずなんだが、ちょっと人数が減ってしまって寂しい気分。 そんな中で四番がなんと、我らがメガネ界のスーパーアイドル、面白メガネこと、元日本ウェルネスの外岡羽織選手ではないですか! なんというか、中田さんや栗原さんが聞いたら笑うのを通り越して逆にびっくりするかもしれないが、その成長した姿を見せてやれ!と思ったところあっさりと2打席連続空振り三振…(笑) 花王もここぞとばかりに日頃のうっぷんを晴らすかのような13安打の猛攻で10点を奪ってコールド勝ち。【第3試合-A~YKK v.s. 東海理化】YKK 000 000…0-2-0
東海理化 001 000…1-3-0
YKK:●血分智香-増田愛美東海理化:○河津かおり-石田沙也加(本)(三)(二)【テーブルスコア(後日)】【YKK:先発メンバーと選手交代】
1(7):川村真美
2(D):剣田あかね→(打)金澤杏奈
3(4):横山美咲
4(5):小林麻美
5(6):宮坂佑希
6(2):増田愛美
7(8):大竹莉乃
8(9):大内麻里奈→(打)小笠原麻鈴→(再)大内麻里奈
9(3):内山奈津実→(打)関口紅里→(再)内山奈津実
FP(1):血分智香【東海理化:先発メンバーと選手交代】
1(3):百瀬篠→(3)田口明璃
2(7):阿部千尋
3(6):片山郁乃
4(9):越智華奈子
5(4):秋山麻美
6(D):麓みさき
7(8):後藤祐月→(8)川辺ちなつ
8(2):石田沙也加→(走)岩元瑠音→(再)石田沙也加
9(5):河倉郁美
FP(1):河津かおり【戦評】 両チームともに先発投手が好投した投手戦。3回に2死二三塁から片山郁乃の強いファーストゴロが相手のエラーを誘って1点が入りそれが決勝点になった。 (つづく)
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速報版 【2016 第56回全日本実業団女子ソフトボール選手権大会 ~ 2日目準々決勝結果】
※現時点では結果と先発メンバーのみ【2日目 第1試合-A~大和電機工業株式会社 v.s. 佐川急便(株)福岡】大和電機 212 20…7-12-2
佐川福岡 000 00…0-3-1
(5回コールド)大和電機工業株式会社:○平木綾佳-岡村香織佐川急便(株)福岡:●土居玲穂、本田美優、外山美紀-木本もえ(本)(三)新田和音(大)(二)山口めぐ、岡村香織、岩田英莉(大)【テーブルスコア(後日)】【大和電機工業株式会社:先発メンバーと選手交代】
1(D):後藤菜緒子
2(9):望月朱里
3(8):新田和音
4(5):中嶋瞳
5(3):山口めぐ
6(7):田中智佐世
7(2):岡村香織
8(6):今崎七海
9(4):上原涼花
FP(1):平木綾香【佐川急便(株)福岡:先発メンバーと選手交代】
1(9):隅田朋子
2(6):矢野詩史
3(D):外山美紀
4(8):立花佑希子
5(4):田中萌子
6(3):矢野亜由美
7(2):木本もえ
8(5):山田絢音
9(7):三澤友美
FP(1):土居玲穂【戦評】【2日目 第1試合-A~日本精工 v.s. 靜甲】
NSK 001 60…7-10-0
靜甲_ 000 00…0-2-0
(5回コールド)日本精工:○藤嶋涼菜、谷島花波-馬場未波靜甲:●藤田真理子、渡部恵里花-佐藤友麻(本)安井聖梨奈(日)(三)杉山まれい(日)(二)中村白、山岡未歩(日)【テーブルスコア(後日)】【日本精工:先発メンバーと選手交代】
1(D):村井彩乃
2(3):江口裕里
3(4):杉山まれい
4(6):安井聖梨奈
5(5):新美天理
6(9):山岡未歩
7(7):高岡佑衣
8(2):馬場未波
9(8):中村白
FP(1):藤嶋涼菜【靜甲:先発メンバーと選手交代】
1(8):山崎奈美佳
2(7):泉夏帆
3(6):野木利佳子
4(2):佐藤友麻
5(3):鹿目真実
6(4):麓みさき
7(D):丸山詩織
8(5):白井奈保美
9(9):金川佑子
FP(1):藤田真理子→(1)渡部恵里花【戦評】【2日目 第2試合-A~花王コスメ小田原 v.s. 佐川急便中国ソフトボール部】花王コスメ 012 1001…5-10-1
佐川中国 000 0000…0-5-0
花王コスメ小田原:○大森知香-中本夢佐川急便中国ソフトボール部:●背戸あゆみ-矢野沙紀(本)(三)矢野沙紀(佐)(二)川原若奈、西岡海理(佐)【テーブルスコア(後日)】【花王コスメ小田原:先発メンバーと選手交代】
1(D):佐々木百合香
2(8):川平典華
3(3):菊池咲絢
4(6):大柴麗
5(7):倉田実沙
6(4):林舞美
7(5):人見夕希
8(9):金野朝美
9(2):中本夢
FP(1):大森知香【佐川急便中国ソフトボール部:先発メンバーと選手交代】
1(9):西岡海理
2(6):松本満帆
3(8):川原若奈
4(3):山本紗弓
5(7):高木雪凪
6(D):平岡杏奈
7(5):又吉萌子
8(2):矢野沙紀
9(4):高田胡桃
FP(1):背戸あゆみ【戦評】【2日目 第2試合-B~(株)東海理化 v.s. 佐川急便千葉】東海理化 6121…19-17-0
佐川千葉 0 00…0-1-3
(3回コールド)(株)東海理化:○吉川瑞紀、横山楓香-石田沙也佳佐川急便千葉:●鈴木愛里-小川奈津美(本)後藤祐月(理)(三)秋山麻美(理)(二)片山郁乃、秋山麻美、石田沙也佳②(理)【テーブルスコア(後日)】【(株)東海理化:先発メンバーと選手交代】
1(3):百瀬篠
2(7):阿部千尋
3(6):片山郁乃
4(D):越智華奈子
5(4):秋山麻美
6(8):後藤祐月
7(9):井塚千尋
8(2):石田沙也佳
9(5):河倉郁美
FP(1):吉川瑞紀→(1)横山楓香【佐川急便千葉:先発メンバーと選手交代】
1(4):小林保菜美
2(8):渡邊綾香
3(2):小川奈津美
4(3):北田美樹
5(7):井野口深雪
6(6):小原志麻
7(5):石山みなみ
8(9):宮本早希
9(D):根本ミユキ
FP(1):鈴木愛里【戦評】
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速報版 【2016 第56回全日本実業団女子ソフトボール選手権大会 ~ 2日目準決勝結果】
【2日目準決勝(第3試合)-A~花王コスメ小田原 v.s. 大和電機工業株式会社】花王コスメ…2
大和電機…1
(6回コールド)花王コスメ小田原:大和電機工業株式会社:(本)(三)(二)【テーブルスコア(後日)】【花王コスメ小田原:先発メンバーと選手交代】
1(D):佐々木百合香
2(9):川平典華
3(8):菊池咲絢
4(6):大柴麗
5(7):倉田実沙
6(4):林舞美
7(5):人見夕希
8(9):金野朝美
9(2):本田菜緒子
FP(1):高橋悠衣【大和電機工業株式会社:先発メンバーと選手交代】
1(D):後藤菜緒子
2(9):望月朱里
3(8):新田和音
4(5):中嶋瞳
5(3):山口めぐ
6(7):田中智佐世
7(2):岡村香織
8(6):今崎七海
9(4):上原涼花
FP(1):小西あかり【戦評】【2日目準決勝(第3試合)-B~日本精工 v.s. (株)東海理化】日本精工 003 1000 2…6-6-1
東海理化 000 0211 0…4-8-1
(延長8回)日本精工:藤嶋涼菜、谷島花波、○藤嶋涼菜-馬場未波(株)東海理化:●河津かおり-石田沙也佳(本)江口裕里、安井聖梨奈(日)、片山郁乃(理)※江口と片山はランニング本(三)(二)片山郁乃(理)【テーブルスコア(後日)】【日本精工:先発メンバーと選手交代】
1(D):村井彩乃→(打/D)平井真理子
2(3):江口裕里
3(4):杉山まれい
4(6):安井聖梨奈
5(9):山岡未歩→(走)原野友紀→(再)
6(5):瀧中美緒→(打)大満百央→(再)
7(7):高岡佑衣→(打)重石華子→(再)
8(2):馬場未波→(走)西岡彩乃→(再)
9(8):中村白
FP(1):藤嶋涼菜【(株)東海理化:先発メンバーと選手交代】
1(3):百瀬篠→(3)田口明璃→(再)
2(7):阿部千尋→(7)川辺ちなつ
3(6):片山郁乃
4(9):越智華奈子
5(4):秋山麻美
6(8):後藤祐月→(走)車田柚香→(再)
7(D):麓さやか→(走/D)松本亜由美
8(2):石田沙也佳
9(5):河倉郁美→(打)太田清花→(再)
FP(1):河津かおり【戦評】
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